先日、仕事のひとつ、あるポスターの準備のために大きな木と椅子を作りました。マジックなどで木の色を塗るとインクがいっぱいいるので、いつもいる仕事場の部屋にあった絵の具と筆で木を茶色に塗ってみました。絵具を使ったのは久しぶりでした。塗り方も絵としてももひとつの絵ですけれど、まあ木に見えると思うのでそれだけで一応自己満足しています。(笑)この木に丸い形に切った画用紙に文字を書いたり、葉っぱや花や鳥や動物などを貼り付けようと思います。椅子の上にネコと本を置いてみたらちょっと見栄えがよいポスターになるかな?
レンタル店で借りて観た映画3本目は、『フォルトゥナの瞳』でした。百田尚樹原作小説の映画化作品です。フォルトゥナとは、運命の女神という意味だそうで、幼少期に飛行機事故で両親を失った青年木山慎一郎(神木隆之介さん)が主人公。彼は、死を目前にした人々に出会うとその人々が透けて見えてしまうという能力を持っていたことを自覚します。木山は、携帯電話の店でその店員桐生葵(有村架純さん)と偶然出会い、彼女の手が透けていたのを見てしまいました。主人公の木山と葵が知り合い、愛を育んで行く中で、愛する人の運命を知ってしまう木山が、愛した女性葵のために自らを犠牲にしてまでも選択を下す主人公の生き方が描かれていました。木山と葵は運命的な出会いだったことも映画の後半で明かされていました。人生にはいろいろな選択をしないといけないときがありますが、彼が下した選択がどういう意味を持つのかを投げ掛けているようなストーリーでした。同じような立場にもし自分が置かれたら、同じような選択をするのかもしれないなあと思いながら観賞しました。