クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2012-4-13~15 福塩線、三江線、木次線の旅

2012年04月15日 | 乗り鉄日記
 山陽と山陰を結ぶ福塩線、三江線、木次線の旅をしてきました。


■4月13日

☆往路
 新学期が始まって間もない朝の中央線は、急病人や混雑の影響で9分遅れで東京に到着。のぞみに乗り継いで福塩線の始発駅、福山へ向かいました。
【745T】立川809→東京907+9
【のぞみ21号】東京930→福山1313


◇福塩線◇
 福塩線は福山駅7、8番線から発着。まずは電化区間の終端駅である府中駅まで向かいます。車両は105系2両でのワンマン運転。道上~万能倉間の陸橋付近の左手に黒い貨車が車窓に入りました。どうやら個人の方が保存されているワフ29844のようで一際存在感がありました。
 40分ほどで小雨が降る府中駅に到着。東京の府中駅と読み方も漢字も一緒で親しみがあります。次の列車まで1時間ほど駅周辺を散策しました。
【251M】福山1327→府中1410


 府中より先は福塩線の非電化区間。JR西日本の軽快気動車キハ120に乗車します。1729Dは改札のすぐ目の前から発車しました。随所に20km/hや15km/h制限があって、のどかな感じで列車は進みます。車窓からは桜が丁度満開で春らしさを感じました。途中、吉舎では下校時刻と重なって閑散としていた車内は一気に満員に。福塩線は塩町で芸備線と合流して終着。福塩線の全列車は塩町を越えて三次まで運転されています。
 ということでこの日は三次に宿泊!
【1729D】府中1504→三次1654



■4月14日

 2日目は三江線に乗車。全国のJRでも有数の閑散路線と言われています。

◇三江線◇
 まずは石見川本へ。列車は広大な江の川沿いを進みます。やはり保守の省力化のためか30km/h制限が随所にあり、ゆっくりとした感じで進みます。天気も良く川と山の景色が最高です。宇都井駅は地上からの高さが最高の駅。潮駅は駅全体が桜で包まれていました。列車は約2時間ほどで石見川本に到着。キハ120は引き続き江津行きになりますが、一旦エンジンも切られ回送扱いになりました。
【424D】三次957→石見川本1208


 石見川本のすぐ裏手には江の川の土手がありました。快晴で静寂な感じの中、川と山の自然を感じながらここで腰をおろしてしばしの休憩。その後は駅前を散策しました。
 さて再び、キハ120のエンジンが起動、出区点検が行われ江津に向けて出発します。乗客6人程度だったのが、次の因原で団体客が数十人乗り込んで満席に。団体客の方は川戸で降車していきました。列車は1時間ほどで山陰本線と合流して江津に到着!
【426D】石見川本1353→江津1459


◇山陰本線◇
 江津からは山陰本線で出雲市へ。今日はここに宿泊!
【330D】江津1504→出雲市1658



■4月15日

 最終日は木次線に乗車。冬季は豪雪地域の出雲横田~備後落合間が長期運休になり代行輸送となってしまう路線です。今年は1月4日から運休になり3月30日に運転再開されました。

◇木次線◇
【奥出雲おろち号】出雲市845→備後落合1220
 木次線は奥出雲おろち号で乗りつぶし。日曜日は片道のみ出雲市まで延長運転されています。ということで出雲市から乗車。DE15が先頭で宍道に向かいます。昨日はポカポカしていた陽気も肌寒く、列車が走るとトロッコ車両は風が吹き抜けて震えてしまいました。何人かが隣の車両に移り始め、自分も耐え難くなり移動しました。
 宍道からスハフ13が先頭となり木次線に入ります。ボランティアのガイドの方が乗車され観光ガイドをしてくれました。宍道を出ると少しづつローカルな感じに。日も差してきて暖かくなってきたのでトロッコ車両の方に再び移動します。加茂中では桜が満開。下久野を過ぎると、おろちの中に入ると見立てた「下久野トンネル」に入ります。出口の光が見える程の一直線ですが、意外と長いためなかなか抜け出ません。
 木次線最大の観光ポイントは出雲坂根駅。5分ほどの停車時間で「延命水」を飲みに行きました。発車後の見所は3段スイッチバック!かなりの高さを上ります。しばらくすると奥出雲おろちループが見てきます。赤い大橋とループ橋がそれぞれ竜の頭と胴体をイメージしているそうです。
 奥出雲おろち号では各駅でさまざまなものが販売(一部は乗車販売)されます。乳製品、プリン、お弁当、手打ちそば、抹茶、コーヒー、笹寿司、クリーム大福、焼き鳥などが楽しめます。
 列車は山を登り、終着の備後落合に到着!奥出雲おろち号で楽しんだ木次線を乗り終えて、JR西日本全線を完乗した瞬間を迎えました。


☆復路
【8357D】備後落合1254→塩町1409
 備後落合からは芸備線、福塩線と乗り継いで福山へ。

【1728D】塩町1421→府中1553

【262M】府中1607→福山1658

【のぞみ136号】福山1723→東京2103
 福山からはのぞみで帰郷。ホームから福山城が良く見えます。

【2167T】東京2114→立川2155


 今回の旅により、福塩線、三江線、木次線を完乗しJR西日本全線を乗り終えました。
 JR全線の乗りつぶし率は94.436%(除見合区間95.840%)となりました。

2012-4-7 常磐線E657系と広野への旅

2012年04月07日 | 乗り鉄日記
 今回のダイヤ改正でデビューした常磐線のE657系の初乗車を兼ねて、広野まで乗りつぶしの旅をしてきました。

☆往路
【678T】立川645→神田723
【632B】神田727→上野732

 上野からは早速E657系に初乗車。スーパーひたち7号でいわきに向かいました。編成はトップナンバー揃いのK-1編成。1~5号車が近畿車輛、6~10号車が日立製作所製。外観は水戸偕楽園の梅をイメージした紅梅色のラインが入っていました。両数はそれまでの651系の連結11両から貫通10両に変更になり、グリーン車の連結位置と自由席の位置も変わりました。
 車内はシートが黒で天井が白く輝いており高級感がありました。普通車のシートには可動式の枕が装備されており快適な環境でした。

◇常磐線◇
 乗車中にSOSボタンが押された影響で緊急停止。しかも2回発生し藤代を過ぎた辺りと勝田に進入する直前でした。勝田の時は「1号車で押されたが異常なし、安全確認が取れた」とのことでしたが謎のまま。トイレで水洗ボタンとでも間違えたんだろうか。度々起こるのはちょっと困ります。車内では「新しいからまだ調子が悪いんじゃないの?」なんて会話も聞こえてきました。
【スーパーひたち7号】上野800→いわき1022+8

 
 E657系はいわきまで。駅前散策やいわき駅ビルを見たあと、広野へ。常磐線は久ノ浜~亘理間が未乗区間でした。
【541M】いわき1100→広野1124

 
 いわきから24分で広野に到着。駅は2面3線。中線を発着番線で使用しており、仮設ホームを設けて駅舎側に行き来出来る様になっていました。ホームから原ノ町方に広野火力発電所の高い煙突を見ることが出来ます。今となっては首都圏の電力供給を担う主力発電所。北側のレールはさびており、少し遠くのレールは雑草が生い茂り地震の影響ででレールがずれたままの状況でした。
 ということで今旅の乗りつぶしキロは久ノ浜~広野間の8.4km。これより先の区間に乗車することは何年先になるのか検討がつきません。再び同じ車両でいわきへ戻りました。 
【664M】広野1138→いわき1203


 いわきからは再びE657系。今度はグリーン車で勝田まで。座席のピッチが広くゆとりがありますが、それ以外は普通車と差がない感じです。
【スーパーひたち34号】いわき1220→勝田1318


 勝田で乗り換えて土浦へ。
【556M】勝田1324→土浦1416


 土浦で下車したのは駅ビル「ペルチ土浦」にある「ポポンデッタ」に寄るため。模型販売の他に貸しレイアウトや常磐線にまつわる展示、ボンネット485系の「ひたち」ヘッドマークが展示してありました。
 一通り見た後は再び普電に。疲れも少々あったのでグリーン車に乗車しました。当初は新松戸経由で武蔵野線で行く予定でしたが、沿線火災抑止の情報が入り日暮里経由に変更しました。
【2420M】土浦1512→日暮里1616


☆復路
【1560G】日暮里1609+8→新宿1629+9
 列番から所定の時刻を調べたら山手線は随分と遅れていた模様。

【あずさ25号】新宿1700→立川1723
 無難に着席していくため短い区間ながらもあずさで立川へ。


 今回の旅によりJR全線のりつぶし率は93.095%、長期の運転見合わせ区間を除いた乗りつぶし率は94.475%となりました。