クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2016-3-26~27 北海道新幹線、道南いさりび鉄道

2016年03月29日 | 乗り鉄日記
3月26日、北海道新幹線がいよいよ開通!新幹線車両が北海道へ渡ることとなった歴史的な記念の日に、北海道新幹線と第三セクター化した「道南いさりび鉄道」に早速乗車してきました。

■行程
●3月26日(北海道新幹線開業日)
【スーパーあずさ6号】立川1015+1→東京1051
【はやぶさ17号】東京1120→新青森1443

【はやぶさ19号】新青森1531→木古内1621

【道南いさりび鉄道】木古内1632→函館1731+14

【函館市交通局】函館1811→五稜郭公園前1828


●3月27日
【函館市交通局】五稜郭公園前932+3→函館948+6

【1339M】函館1153→新函館北斗1215

【はやぶさ22号】新函館北斗1244→東京1704
【1707H】東京1713→立川1803


■H5系
東北新幹線に対して、北海道新幹線の営業キロが短いため非常に貴重なH5系。今回はわざわざ新青森止まりの「はやぶさ17号」に先行乗車してH5系を堪能。特徴的な「彩香パープル」の車体帯や白はやぶさと北海道をあしらったロゴマーク、普通車車内通路の雪の結晶など、北海道らしさを感じさせる車内となっています。E5系と比較して木目調の色が明るく感じました。
   

■道南いさりび鉄道
並行在来線として切り離され、第三セクターとして再出発した「道南いさりび鉄道」。乗車した木古内16時32分発の列車は鉄道ファンで混雑。上磯から先は一般の乗客とも重なって満員で函館に到着しました。既に銘板や車内の表記類、駅名票は同社の社名入りのものに交換されていました。
これからの注目すべきはキハ40「ながまれ号」。津軽海峡を眺めながらの観光列車として活躍する模様です。
   
    

■道南いさりび鉄道本社
函館駅から線路沿い、五稜郭方面に徒歩5分の場所に位置。記念乗車券やグッズ類の販売が行われていました。
  

■はやぶさ17号の車窓他
H5系同士のすれ違いが八戸駅にて実現。ダイヤが若干前後することで並び見れます。誤差のない状況だと、はやぶさ17号が発車した後に、はやぶさ22号が入線する感じの様です。新青森までしか行かないH5系も違和感が。
 

■はやぶさ19号の車窓他
はじめて見る「はやぶさ・新函館北斗」の表示が新鮮。新青森を出てから12~3分後には青函トンネルへ。なんと25分で通り抜けてしまいます。入った瞬間から湿気で窓が曇りますが、15分ほど走っると曇りも取れて鮮明に。最深部の緑ランプと前後の青ランプは新幹線の工事にあわせて消灯されてしまったようで残念でした。
  

■はやぶさ22号の車窓
帰路もH5系に乗車。新函館北斗を出て左手には函館総合車両基地。見たところH5系の2編成は庫内。E5系1編成が屋外に留置されているのが確認できました。奥津軽いまべつをでてから、在来軌道と分岐し新中小国信号場が望めるかと思いきや、高い防雪壁に覆われて見ることはできませんでした。新青森の手前では、盛岡新幹線車両センター青森派出を望むことが出来ました。
なんと車内では、久野知美さんをお見かけしました。1番列車にも乗車されたようでコラボ取材を兼ねて乗車されたのことでした。お話させて頂きありがとうございました。
  
 

■新函館北斗駅
新幹線の最北端の終着駅となった「新函館北斗駅」。駅前は開業イベントが開催されており盛り上がっていました。コンコースや改札内でも歓迎ムード一色で賑わっていました。なお、駅の札幌方は車止めが設置されており、線路が敷かれていない状態となっています。
  
   

■木古内駅
時間の関係で駅舎を確認することは出来ませんでした。新幹線ホームは通過を考慮してホームドアが設置されており、かなり狭いホームとなっています。
  

■はこだてライナー
函館~新函館北斗間の新幹線連絡輸送を担うアクセス列車。733系1000番台このために新製され、五稜郭~新函館北斗間も交流電化。
 

■海峡線を引退した在来線車両
3月21日をもって引退したスーパー白鳥用の789系やDD51は函館駅に留置・集結。改造の上で、札幌エリアで使用されるようです。
 

■函館駅前
函館駅前では新幹線開業を記念して、「つながるニッポン祭り」と題し、函館の名産品、観光名所のPRや青森、弘前、秋田、金沢などのブース出展、ステージが行われ賑わっていました。