クハ201-156の鉄blog

鉄道全線乗りつぶし記録と撮影記のブログ
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2011-9-24 温泉快速、H7編成鉄道部品販売

2011年09月25日 | 鉄道ミニ情報
 当初3月27日に予定していた温泉快速イベントが震災の影響で延期され、9月24日に開催されたので参加してきました。

 ツアーは「115系300番台"温泉快速"で行く石和温泉」と題して行われました。列車は豊田の115系M40編成6連。昨年12月にむさしの号より引退してからイベント列車や臨時列車で活躍中。
【9533M】東小金井956→石和温泉1145
 M40編成には前後に特別快速をイメージした「温泉快速」のシンプルなヘッドマークが取り付けられました。幕は前面、側面とも「団体」表示。
 車内では記念品(201系文具セット、温泉快速プレート)、スケジュールの配布、えきぽの紹介、部品販売購入順番券の配布が行われました。


 石和温泉に到着すると"ももずきん"がお出迎え。徒歩で今回のイベントが行われる「ホテル華やぎの章慶山」へ。


 会場は7階のスカイラウンジにて。まずは昼食を交えながら、元JR社員の沼本忠次さんによる講演会が行われました。御殿場線や沼本さんの鉄道に関する話など貴重な話をして頂きました。講演の後、ライフサービス池田さんによる沼本さんとのエピソードが紹介され、数年前にとあるお通夜で沼本さんのお宅に伺った際に、お焼香の前に見て欲しいものがあると、仏さんかと思いきや倉庫に行ったら鉄道部品の山で驚いたという話題になると会場がどっと沸きました。
 会場内では昨年行われた201系のトレーディングカードイベントや、201系関連の記念きっぷが展示されていました。


 そして並行して1階にある温泉への入浴とH7編成のオークション対象部品の入札が行われました。無残な姿になってしまったH7編成と再会。クハ200-129とモハ200-256の切り文字がなんとも無残でした。他に対象部品は前面幕、前面種別幕、指令器、マスコン、LED運行番号表示器、メーターパネル、温泉快速HMなど13品目がありました。
 結果、クハ200-129切り文字が61万で落札したのを始め、最低でもマスコンが4万5千円など驚きの落札価格でした。


 オークション対象外の部品は購入順番券により番号順に販売。点数は267点・・・と言ってもめぼしいものは50番程度まで。自分は70番台でしたが既に欲しいものはなく、その中でも記念に残るH7編成の残骸を購入しました。H7編成部品の販売総数が倍不足しているような感じがしました。
 珍しいものではスカート、乗務員室のガラス、防寒仕切り板などがありました。


 帰りはツアー列車だとかなり遅くなってしまうので、特急料金追加で臨時のかいじ180号に乗車。
【かいじ180号】石和温泉1715→立川1829


 希望する部品は手に入りませんでしたが、H7編成と再会することが出来たので有意義な1日になりました。


2011-9-17~20 JR四国乗りつぶしの旅

2011年09月20日 | 乗り鉄日記
 周遊きっぷを利用してJR四国の未乗車線区を乗りつぶしてきました。
 
過去に乗車済線区 → 予讃線(高松~松山)、土讃線(多度津~高知)

■9月17日
【2024T】立川2050→東京2129
【サンライズ瀬戸】東京2200+10→高松727+58
 四国へはサンライズ瀬戸で移動。横須賀線品川駅付近での線路内人立ち入りの影響を受けて東海道線も一時運転を見合わせたため、東京駅を10分ほど遅れて発車。 
 今回は寝台料金が不要なノビノビ座席を利用。乗車率は横浜を過ぎてほぼ満席。席はカーペット敷きで顔の部分がパーテーションで仕切られていて環境は悪くはない。枕カバーと毛布が用意されていました。横浜を過ぎたところで早々と明日に備えて就寝。
 翌朝、サンライズ瀬戸は東京駅の遅延の影響もあってか、姫路到着時点で30分の遅れとのアナウンスが。岡山、瀬戸大橋と通り最終的に終点の高松には58分遅れて到着。


■9月18日
【うずしお5号】高松908→池谷1008
 四国最初の下車駅高松で朝日を浴び・・・たかったが残念ながらの曇り空。そう!今回の旅行は巨大な台風15号が沖縄付近で停滞して予定が狂うかもしれない状況での旅行です。30分程度土産店や駅前などを散策して、JR四国最初の列車「うずしお」で池谷へ。

【4956D】池谷1025→鳴門1043
 高徳線で1時間、池谷駅に到着。この駅はV字型に分岐されていて高徳線と鳴門線それぞれのホームがある。駅舎は両ホームの中央に位置しているローカルな駅舎。乗り換えて鳴門へ。車両はローカル線の元祖キハ40。車内は約3/1がクロスシートでそれ以外がロングシートとなっていました。

【4961D】鳴門1050→徳島1130
 鳴門線鳴門駅に到着。ホームには「うず潮の鳴門へようこそ」の看板がある。うず潮・・・見ていきたいが、今回は7分の折り返し。

【4551D】徳島1231→牟岐1431+2
 四国の大きい街の一つ徳島。駅前は駅ビルやそごうなど大型ビルが建ち並んで賑やかな感じの雰囲気。台風の影響か雨が降ってきてしまったので駅前からは離れずに簡単に昼食を済ませて牟岐線に乗車。2時間ほどかけてまずは牟岐駅へ向かいます。途中の阿南駅では17分の長時間停車がありました。

【4955D】牟岐1438→海部1452+15
 牟岐駅で乗り換えて海部へ。朝の大雨の影響により牟岐~海部間は徐行運転を行っているとのことで15分ほど遅れて海部駅に到着。

【5541D】海部1458+13→甲浦1509+12
 海部からは阿佐海岸鉄道でさらに甲浦へ。平成5年に開通した新路線のため全線がトンネルと高架線。牟岐線の遅れで乗車断念かと思っていたら、こちらも遅れて到着したので無事乗車し甲浦へ。

【5552D】甲浦1530→海部1541
 甲浦駅は徳島県から少し高知県入りたところに位置する駅。駅舎は高架ホームから階段を降りたところにある。駅前は店舗等はなく閑散とした雰囲気。約9分の折り返しで再び海部駅に戻ります。

【527D】海部1626+9→牟岐1642+8
【剣山9号】牟岐1644+7→徳島1753+1
 海部では約50分の待ち時間。駅舎はあるが無人。近くのスナック??からは演歌熱唱の声が漏れている。昼間からカラオケ?案内看板を見ると駅から少し離れたところにお店が若干がある様子。ホームに戻ると自分一人。ベンチで静かな駅の雰囲気も味わったりしながら時間を潰す。牟岐行きの527Dは徐行の影響か遅れて到着し約2分程度の折り返しで出発。
 527Dは牟岐から剣山9号となって今日の宿、徳島へ。


■9月19日
【剣山3号】徳島903→阿波池田1014
 徳島の朝は雲一つない青空が広がる・・・が、今日の行程にある予土線の窪川~江川崎間が大雨の影響で始発から運転を見合わせているとの情報。台風の影響が遂に出始めてしまった。万一を考え阿波池田から多度津回りのルートを確認しておいた。今回の行程が達成できるか、断念するか剣山3号で運命の分かれ道阿波池田駅へ。

【南風3号】阿波池田1019→窪川1247
 阿波池田到着5分前の10:14分。JR四国の運行情報を確認すると「予土線運転再開」の朗報!!しかし再度運転を見合わせるかもしれない状況の中判断を迫られる。結果、リスクは高いかもしれないが行程通り窪川回りを選択して、阿波池田から南風3号に乗車。さあ無事松山にたどり着けるか・・・

【4823D】窪川1328→宇和島1527
 南風3号で窪川に到着。天候は雨で結構本降り。4823Dは無事発車するのか。そんな不安を感じながら窪川で時間を潰す。雨が若干弱くなってきた頃発車時間が迫りキハ32の車内へ。車体も短くドアは折り戸でレールバスといった雰囲気。4823Dは定刻通り窪川を発車!窪川~若井間は土佐くろしお鉄道中村線。若井を過ぎて中村線は右に分岐してループ線へと入る。予土線は左側を直進し清流四万十川沿いを走るが、今日は清流ではなく濁流といった感じ。天気が良ければ絶景なローカル線が楽しめそうだ。途中雨足が強くなり、運転見合わせの不安もありながら無事宇和島に到着。松山まではあと少し。

【宇和海20号】宇和島1602→松山1726
 みかんで有名な宇和島。駅ビルがホテルとなっていて大きな駅の雰囲気。雨が止む気配はなく明日帰れるかが心配な状況に。約30分の待ち合わせで宇和海に乗車し内子線を通って今日の宿、松山へ。
 予土線は再び運転を見合わせたとのことでした。


■9月20日
【4917D】松山912→伊予大洲1032+6
 最終日の松山は朝から雨。台風は明日以降日本を横断する予報。さて、JR四国乗りつぶし最後の路線、予讃線に乗車。北海道で何回か乗車したキハ54は、オールロングシートで4~5席ごとに仕切りがあり北海道のキハ54とは似て非なるもの。乗務員試験なのか運転席周辺には4、5人の試験官。受験していたと思われる運転士は終始安全確認の声が車内に響き渡った。予讃線は瀬戸内海沿いを走るため天気が良ければこれもまた絶景!残念ながら今日は雨!雨のためか、安全運転のためかわからないが伊予大洲には6分遅れて到着しJR四国全線乗りつぶしを無事達成!

【宇和海10号】伊予大洲1129+4→松山1212
 伊予大洲では近くの大型スーパーで休憩。昨日と同じ編成の宇和海で再び内子線で松山へ。内子線には「伊予立川」という四国の立川がある。東京とは違い山間の静かな駅です。

【伊予鉄道】大手町1232→横河原1306
 松山に到着してから伊予鉄道の郊外線に乗車。松山市駅を中心に横河原線、高浜線、郡中線の3線があり、そのうちの直通運転している横河原線、高浜線に乗車することにしました。まずは大手町から横河原へ。車両はすっかり元京王3000系の3000系が活躍していた。

【伊予鉄道】横河原1314→高浜1406
 横河原から高浜へ。途中の古町には車両基地があり、元京王5000系の700系と3000系の並びが見られた。過去明大前で上下で交差していた同士の並びが見られるとは。

【伊予鉄道】高浜1413→大手町1432
 高浜から大手町に戻り四国内の乗車は終了。松山空港に向かいます。

【連絡バス】JR松山駅前1500→松山空港1515
【ANA596便】松山1625+11→東京/羽田1755+7
 ANAの情報では今日の便は運行に影響なしとのことで一安心。空港でも確認したところ無事運行するとのこと。11分ほど遅れて離陸。厚い雲を抜けると青空が。ということで無事羽田に到着。

【京浜急行】羽田空港国内線ターミナル1832→品川1854+2
【1871G】品川1900→新宿1920
【かいじ119号】新宿1930+5→立川1959+6
 羽田からは京急、山手、かいじと乗り継いで無事立川に。台風の影響がありながらもなんとか行程通り回ることが出来てホッとしました。

 今回の旅により、JR四国の全線を完乗しました。

2011-9-10 サハE230-500番台廃車配給輸送

2011年09月10日 | 鉄道撮影記
 山手線用E231系の7号車、10号車に組み込まれていたサハE230-500番台の配給輸送が実施されたので、地元でその記録をしてきました。

■配9233レ:EF64-1032+E231系10両 大崎→新宿→八王子→長野
 牽引は1032号機。残暑の日差しを浴びて一路長野へと向かいます。

 今回配給されたサハE230は505、506(トウ503)、507、508(トウ504)の4両。山手線のニーズは混雑緩和対策から、ホームドア設置による安全対策へ。そのため山手線での6扉車は1990年のサハ204登場から約21年でその役目が終了しました。

 4扉代替車、6扉廃車輸送に伴車として活躍しているミツ27編成の6両。トウ501、トウ502に組み込まれていた501~504の配給輸送をもう1度行った後、東京総合車両センターに入場し再び10両となって復帰する予定となっている様です。


写真は立川-日野間にて