コロナ第7波で盆の帰省や旅行も控える傾向、需要は「贅沢嗜好品」減り「生活必需品」に伸び、そのため取り扱う品種によっては店の業績どころか経営にも大きく響いている。岸田第2次改造内閣でも感染再拡大の抑制と社会経済復活という両立はなかなか難しいようだ。
「生活必需品」の食品スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどはコロナの恩恵と「巣ごもり需要」の追い風で軒並み増収増益。一方、「贅沢嗜好品」を提供するデパートや大型ショッピングモール、直営、テナント専門店、レストランなどでは大幅に収益が落ち込んでいる。
プライオリティは「食」が一番、それに電気・水道・ガス・燃料などライフライン及びモバイルなど情報ツールが追従する。若い人の中には「食」よりSNS等の「交信」を優先?いずれにせよ「住」と「衣」はこの非常時では我慢の2文字で順待ちというところ。消費行動の正常化は願いだが「贅沢嗜好品」が以前みたいに売れるまでにはかなりの時間を要するようだ。