今年最後の出張から戻ると事務処理、それが片付くと冬休み兼正月休み20日間のステイホームが始まる。リタイア後のシミュレーションと思えばいいが暇つぶしをどう克服するかが課題、趣味の領域の狭さを痛感する。出掛けるのはマイカーで買い物ぐらい、あとは誰とも接することなく長い巣ごもり生活ということだ。
歳末戦は企業の最大の稼ぎ時、対して経営コンサルタントは現場離れた途端に暇人に変貌する。ひたすらじっと我慢の日々を送る訳で、メールでのデータ報告はあるものの一々指示はしない。バリバリの時なら現場の手伝いに馳せ参じるのだが、加齢が押し寄せ体力的にも足手まとい?今朝も蓄積疲労なのか寝坊する有り様。ここ数年は社会への恩返しという仕事も加わり、年に100日ぐらいの出張と前後のデスクワークに明け暮れ、キャパもそろそろ限界?上手いこと一年が終ってほっとしている。
コロナ禍で娘家族や息子夫婦の里帰りも断り、せめて元気便りということで産直の蜜入りサンフジを宅配することにした。「りんご恋しや恋しやりんご!」の心境、顧問先や支援先もそうだが陰ながらエールを送るしかなさそうだ。さしずめ年賀状描いて印刷と菜園の玉ねぎの追肥が当面の暇つぶしということか。歳の所為か、年々寒さ身にしむ年の瀬のスタートである。