かごしま商人塾！商業界元気のきっかけ

初めて「かごしま商人(あきんど)塾」から講師依頼がありました。ほんと商人塾はいつもウキウキするもので気持ちも高ぶりますね。実は平成１５年から北九州実践あきない塾の専任講師を４年間担当し、１７年からはずっと博多商人塾の講師を拝命しています。今回、鹿児島商工会議所がどこで私の情報を入手したのかはわかりありませんが、苦悩続く中小の商業者に決して諦めない勇気を伝えることができればとお引き受けしたしだいです。

毎回のように資料づくりなど大変でしたが、現場指導の発表会と思えば遣り甲斐もあるもので、今回のパワーポイントも素晴らしいものに仕上がりました。
依頼テーマ「新業種・業態転換」は実践で培った得意分野でして、厳しい経営環境と視えない消費行動の中、店は何を目指し、どう進化すればよいのか！？考え方や進め方を学び、こうして生き残った指導先の４社の実例を挙げてそこまでの道程を具体的に紹介していきました。
やはり地方経済も疲弊し経営も苦境に立たされているようで受講者の皆さんの講座を受ける姿勢も真剣そのものでした。講義の中でいろいろな比喩を用いたり、発想を引き出したり、フリートークの時間を設けたりであっと言う間に講義時間は終了しました。わかり易く、中身の濃い講義内容に受講者の皆さんのモチベーションも上がったみたいで、もう少し時間が欲しかったという意見の方もいらっしゃったとか。なんとも講師冥利に尽きる感想でした。

それにしても過去の延長線上に未来など描けない訳で、今回の商人(あきんど)塾が鹿児島市内の中小商業界の元気のきっかけになれば幸いです。
私のポケットの宝箱の中にはまだまだ実態経済に即した講座テーマは盛りだくさん！チャンスさえあればご披露させていただきます。宝の持ち腐れほどもったいないものはありませんよね。また来年も声掛けをお待ちいたしております。有り難うございました。