徳ちゃん繁昌リポート

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【地方巡り路】裕福な原発の町の税収対策

2015年12月03日 | 出張先々
今回の講習会は東松浦郡の玄海町、原子力発電所の町でした。人口約6千人で県内の市町村の中でも最も人口が少ない町。それなのに町役場や体育館、総合運動場、野球場、ゲートボール場、テニスコートなど立派な施設がありちょっと裕福な町のようですね。

講習の受講者は皆さん顔見知り、玄海エネルギーパークや玄海海上温泉パレアなど同じ職場の人達もいてなんとも和気あいあいの講習会となりました。玄海原子力発電所の多額の税収のため財政状況はよく、暮らしにも恵まれているようで、まさに九電様さまってところですね。ただ、将来の問題が山積、税収はこれから漸次減少していく上、原発での労働者が生活に便利な唐津市に定住してしまうため高齢化の進行が必至、抜本的な対策が急がれているとのことでした。

そうそう、全国的に「ふるさと納税」PR合戦が真っ只中ですが、ここ玄海町も大変注目されている町で、なんでも100万円寄付すれば1年間玄海町をたっぷり堪能できるプレミアムプランがあり、和牛やふぐ、あわびや旬のフルーツなどの玄海町特産品を毎月3万円分も贈ってくるそうですよ。うまい税収対策を考えたものですね。


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