宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/03/14
この日の前日、おっとこまえHさんにメールを入れて水曜に新橋で一緒に軽くどうですかとお誘いするとオッケーの返事。Hさんとはいつも楽しいお酒で、軽くのつもりが何軒も行ってしまうパターンが多く、お互い翌日は反省モード。あくまでも「軽く」を強調します。そして当日、この日のお店は魚金の立ち飲みにしましょうと決定。烏森口近くで待ち合わせてお店へ向かうと、狭い店内はお客さんでぎっしりでした。



ちょっとムリですねということでしばらく路頭に迷います。いっそ立石に行っちゃいましょうか、なんて案も浮上し、一度は浅草線の改札まで降りますが、結局ボクが未訪の浜松町秋田屋に行きましょうか、ということに。地上に上がる途中、Hさんから「そういえば呑んだフルさんから、イタリアンな立ち飲みがオススメと聞きました」と。お、それもいいですねえとすぐに目標を変更。立ち飲みの「へそ」の横を抜けて、レンガ通りから外堀通りに出たところに目指すお店「Olio」があります。



ぱちりとお店の外観を撮っていると、ご夫婦と思しきお二人さんが入っていきます。続いて我々も入店、先程のお二人のほかにカウンターに女性二人客、そして我々はそのうしろのテーブル席に入れました。出足の遅いお店のようで他にお客さんはあと一組だけ。20人ほどで満席になってしまうくらいの小さいお店です。立ち飲みだと思って入ったら、イスがちゃんとありました。座り位置の高いイスなので、外から見ると立っているように見えるのですね。飲み物は、まずはビールですね。モレッティおじさんのビールもありますがちょっとお値段高め。生ビール(一番搾り、390円)をいただきます。



量は少なめですが、なぜかとっても濃い味でアルコールが強い感じがしました。Hさんとも意見が一致。寒い中少し歩いた後だからでしょうか。そして食べ物を何にしようか迷います。Hさんはタコのマリネ、そしてボクはまわりのお客さんのところにある落花生が気になりますがメニューにありません。裏メニューですかね、なんて話をしながら店員さんに聞いてみると、お通しとのこと。ありゃりゃ、失礼しました。ではボクはピクルスをチョイスすることにしました。



落花生。殻入れがリサイクルの紙で作られているところが好感持てますね。



そして頼んだおかずもやってきます。タコとセロリのマリネとピクルス(各350円)。タコはレアな感じで食べ応えもなかなかで美味しいですね。もともとこのお店、渋谷のイタリアン「Delphini」の系列のようで、料理は本格的。そしてワインの揃いもなかなかなもののようです。ビールも飲み干し、ワインどれにしましょうかということで、Hさんは「ゾーニンキャンティ・トラディショーネ」(650円)、ボクは「トルマレスカ・ロッソ」(750円)を。二人ともイタリアワインの赤です。



Hさんの頼んだほうも少しいただきます。飲みやすい赤ワインですが、ちゃんと重みがあるというか。ボクの頼んだトルマレスカは渋みが少し強くて思い感じ。ボクの好きなタイプですね。カウンターの上の棚には、ワインがいくつかならんでました。



大きなボトルもあります。店員さんが大きなボトルの説明をしてくれたのですが、何という名前かは失念してしまいました。ちなみに、マグナムとは言ってませんでした。そしてワインをお代わり。ボクはもう一杯、トルマレスカをいただきます。



どうもメニューにあるこの「トルマレスカ」の文字を見ると「泊まれますか」に読めちゃって、頭の中はずっと「泊まれますか」がぐるぐる回ってしまい、注文の時に言い間違えそうになりましたが、なんとかちゃんと注文できました。Hさんはキャンティのもう一種類あったほう。同じ赤ワインですが、こちらのほうが重みと深みがあるような感じでした。



結局、こちらには1時間半近くの滞在。ビール一杯とワイン二杯でごちそうさまです。お会計は二人で4,600円ほどでした。



お店を出る頃にはほぼ満席状態。途中、入れずに諦めて帰っちゃったお客さんもいたほどの人気店のようです。美味しいワインを二杯いただいて上機嫌。さあ、次に行きましょうとHさんと二人、元気よく次のお店へ向かったのでした。
(つづく)

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