宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2008/02/28
(続き)
空きすぎでいつもより早く切り上げた串元木曜会。新宿駅の切符売り場まで行きますが、やっぱりまだ呑み足りない感じ。歩く酒場データベースKさんと、岐阜屋へ行きましょうかということになり先程登った階段をもう一度降ります。でも、この日もとっても寒い夜。何だか無性に熱燗を呑みたくなり、そこで浮かんできたのがはまださんの記事。歌舞伎町に名酒場ありということで、ずっと気になっていたのでした。靖国通りを渡って歌舞伎町へ。大体この辺と思いつつ歩いてみますが、なかなか見つからず。そうこうしているとCさんがケータイで地図を表示してくれました。その地図を頼りに何とかお店を発見。便利な世の中になったものです。



ビルの地下におります。ガラガラと引き戸を開けると、変形のコの字型カウンターにお客さんがたくさん。右奥の席がちょうど空いているようで、4人並んで腰掛けます。大将という呼び方がぴったり来る、店主と思しき方に日本酒を熱燗でお願いすると、カゴにいっぱいのお猪口を出してくれました。



自分の好みのお猪口を選ばせてくれるという嬉しい心遣い。Kさんとふたり、徳利と同じお猪口をチョイスします。そしてお通しは、はまださんのときと同じ山芋の梅肉ソースかけ。旨そうです、



そして1品。お願いしたのも山芋です。シャキシャキと美味しい山芋ですね。熱燗もキューっと沁みます。



焼き物は1本110円。つくね、ナンコツ、カシラ、コブクロを塩で2本ずついただきます。Cさんと長身美人Kさんはサワーを呑まれてます。これも1杯250円と下町価格。日本酒も1合250円です。歌舞伎町にこんなお店があったとは、とつくづくびっくりしつつ。お酒をおかわりします。



23:30を過ぎる頃から、お客さんも次々とお会計をされていきます。木のカウンターも歴史を感じますね。そういえばはまださんの記事にあったコメント、心温まるエピソードの話などをしつつ、お酒をいただきます。



大将の背中から優しさがにじみ出ているように感じられます。そして時刻は23:45頃。2本目の熱燗も呑みきり、そろそろ行きましょうかということに。1時間弱の滞在で、お会計は4人で3,600円でした。



予定外の木曜呑みで、思いがけず素敵なお店に来ることができたのでした。体も心も温まって、新宿駅から山手線に乗り込んだのでした。
(おわり)

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