宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2009/02/21
(続き)
大満足の末廣屋をあとにし、急ぎ足で大須観音駅へ。鶴舞線でひと駅、伏見にある16:00口開けの大甚を目指す訳ですが、15:50頃に着く電車に乗り遅れてしまいました。次の電車は口開け後の16:02着。痛恨です。そしてその電車で着いてみると、案の定席の半分以上が埋まっていました。何とかガラスケースを背にする位置に席を確保し燗酒を注文。振り向いてたくさん並ぶおかずの中から、まずは煮こごりをチョイスしてテーブルに持ってきます。



できれば賀茂鶴の樽が正面に見える、夏に来た時に座った階段下の席を、と思っていたのですが、そこには「予約席」と書かれた札が。ボクのあとにもどんどんお客さんがいらっしゃって、1階の席はほとんど埋まってしまいました。4人さんなどの大人数のお客さんは2階へ案内されていきます。煮こごりも食べてしまい、トイレを拝借。席へ戻るついでに、〆さばをピックアップしてテーブルに持ってきます。



花びらのように配置された〆さば。確か最初に大甚にお邪魔した時、最初にもらったおかずだったなあ、と思いながら〆さばをつつきます。それにしても樽の風味が程よく沁みた賀茂鶴の燗酒が美味しい。となりにあとから来られたお客さんは、注文の際の言葉遣いから恐らく大阪からのお客さんで、次から次へと気持ちいいくらいにおかずを平らげていきます。



振り向くとガラスケースの下には、大鉢にお料理が。お皿がとられていくと、社長始め店員さんが小皿におかずをよそって次々と補充していきます。燗酒をおかわりして、席を立って3つ目のおかずを選びます。



よりどりみどり、目移りしながらも出し巻き玉子をチョイスします。



小皿料理を選んでテーブルに持って帰る喜び。大甚の醍醐味ですね。燗酒を給仕する女将さんの姿を見ながら呑めないのがつくづく残念ですが、左側のテレビ下までいらっしゃる、楽しそうに呑んでいるお客さんたちの様子を眺めながらというのもなかなかです。おかずもあと1品追加。



心地よい賑やかな雰囲気。先程の末廣屋とはまた違った居心地の良さです。ゆるゆると1時間で燗酒2本。じっくりと堪能することができました。17:00を過ぎた頃、ごちそうさまをします。お会計は2,500円ほどでした。



予定では燗酒2本で、もう少しゆっくりしようと思っていたのですが、出足が遅れて焦ってしまったのか、呑みのペースが少し速かったようです。イイ感じで酔いが回って、東山線の駅へ向かったのでした。
(つづく)

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