金正男氏、マカオに現れる…金融制裁問題に関連か
1月31日3時22分配信 読売新聞
30日、マカオで読売新聞の取材に応じた金正男を名乗る男性(香港支局撮影) |
【香港=吉田健一】在香港の複数の外交筋は30日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男・金正男(ジョンナム)氏がマカオ入りしたことを明らかにした。
米国の金融制裁により、マカオの金融機関「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」にあった約2400万ドルに上る北朝鮮関連口座が凍結されており、中朝関 係筋は、北京で同日始まった金融制裁問題に関する米朝専門家会合に関連して、正男氏がマカオ入りした可能性を指摘している。
中朝関係筋によると、正男氏は2005年に香港の大手銀行にパスポートと同じ「キム・チョル」名義で口座を開設。同筋は「銀行側から何らかの理由でこの口座について説明を求められ、香港に来ることになったようだ」と述べ、正男氏が今後、香港を訪問する可能性を示唆した。
米国の金融制裁により、マカオの金融機関「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」にあった約2400万ドルに上る北朝鮮関連口座が凍結されており、中朝関 係筋は、北京で同日始まった金融制裁問題に関する米朝専門家会合に関連して、正男氏がマカオ入りした可能性を指摘している。
中朝関係筋によると、正男氏は2005年に香港の大手銀行にパスポートと同じ「キム・チョル」名義で口座を開設。同筋は「銀行側から何らかの理由でこの口座について説明を求められ、香港に来ることになったようだ」と述べ、正男氏が今後、香港を訪問する可能性を示唆した。