川越少年刑務所の刑務官、所内で25万円盗み懲戒処分
2006年12月22日07時13分
川越少年刑務所(埼玉県川越市)で職員ロッカーから現金約25万円を盗んだなどとして男性刑務官(48)が減給100分の20(3カ月)の懲戒処分を受 けていたことが21日、分かった。この刑務官は処分を受けた20日に依願退職した。事実関係を認め、「消費者金融への返済に困っていた」と話しているとい う。川越署も窃盗容疑で捜査している。
同刑務所によると、11月下旬、所内の剣道部に所属する職員が積み立てていた25万7000円が会計責任者のロッカーからなくなっていることが発覚。内 部調査の結果、男性刑務官が盗みを認めたため、今月18日、川越署に届け出た。刑務官は、11月19日夜、職員ロッカーのスペアキーを無断で使い現金を盗 んだという。
また調査の過程で、この刑務官が01年11月にも、職員待機室にあった別の職員の現金10万5000円を着服したことも判明した。
古田修一所長は「施設内で職員がこのような事案を発生させたのは誠に遺憾。再発防止のため、職員研修などによる措置を講じ徹底に努めていきたい」としている。
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