日本勢に謎の症状…体調不良者が続出 フィギュアGPファイナル
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは16日までロシアのサンクトペテルブルクで行われ、男子2選手、女子3選手が出場して期待された日本勢は男女とも優勝を逃した。
男女ショートプログラム(SP)で2位につけた高橋大輔(関大)と安藤美姫(トヨタ自動車)は、ともに風邪のような症状でフリーは力を発揮できな かった。高橋は演技が進むにつれて動きが鈍り「滑っているときにおなかが気持ち悪くなり、寒気がしてきて、やめようかと思った」。安藤も腹の具合が悪く 「試合に入ったらいけるかと思ったが、震えがきてしまった」と話した。
高橋はフリー3位ながら銀メダルに踏みとどまったが、安藤はフリー最下位と崩れて5位に転落。6度跳んだ3回転ジャンプが2度しか決まらず「ふらっときそうになった。初めての経験だった」と控室で泣きじゃくったという。
女子SP1位から逆転負けした浅田真央(愛知・中京大中京高)も鼻声。本人は「風邪ではないと思う」と変調を否定したが、日本チーム関係者は「彼 女は頑張るけど、ちょっと様子がおかしかった」。女子4位となった村主章枝(avex)も「体調的に良くなかった。毎日眠れなかった」と話すなど、日本勢 は謎の症状に襲われた。(共同)
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