笛吹市民講座 スコレー大学開学式で 歌語り「おばあちゃんの手紙」を演らせていただきます。
生涯学習課のみなさんの開催決定までの運びの熱意と丁寧なお仕事には感動と感謝をしております。
広報3月号「ふえふき」に開催の告知をいただき、早速送ってくださいました。
企画、音響、映像、スタッフのみなさん、そしてあたし、みんなの想いがひとつのステージを創ってゆく、たまたまステージの上というポジションにあたしがいるだけで誰ひとりかけても、大切なことを伝えるその時間はありえない。
素敵なチームワークでその日を迎えられる事に心から感謝です。

この日は「おばあちゃんの手紙」と同時に「樹より君へ」から「君へ」も松村誠さんの写真と画像とともに聞いていただこうと計画があります。
「君へ」をつくってからあたしには新しい夢があります。
今日、それを目標に、計画に、実現にむけはじめようと決めました。
小児科病棟でやせ細った男の子が泣きじゃくっている。
禁食・禁飲。
ビデオを観たり、ゲームをしたりベットからは立ち上がれないけれど、朝昼晩のある生活の中で口から食べ物を取れないのはどんなにつらいことか・・・。
今日は一週間ぶりかな・・・「水」を飲むことが許可されるはずだった。
体調が悪く、見送りに。
普段はおとなしく寡黙な子がポロポロ涙をながし、泣きじゃくりながら大きな声で訴えている。
「水が飲みたいよ!!」
「飲んでいいって言ったじゃないかぁ・・・水が飲みたい」
お母さんがなだめても泣きじゃくりは止まらない。
自分でナースコールをしている。
「ママ、水が飲みたいって看護婦さんに言って!」
7歳かな。。あの細い体のどこからあんな声がでるのだろう。
あたしは背中を向け、涙が止まらなかった。
お母さんはあたしの何百倍も辛かっただろう。
一口の水。
当たり前のしあわせが痛かった。
大切に思うこと。
毎日の当たり前を大切に思う。
これを形にしたいとおもいます。