美味しいところの摘み食いに協力する馬鹿はいない

ＭＳＮ産経ニュース（【枝野幹事長会見】（２完）代表選「代表を支えるのが普通だ」 ）
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100712/stt1007122030004-n1.htm

麻生政権時の狼藉に関する反省はないようで。直近の民意論でいくなら、下野しないといけませんよね？比例で断トツでも、負けは負け（議席数から明らか）ですから。私は直近の民意論ではない人なので、直近の民意論を反省した上で真摯に話し合う気があるなら、抵抗戦術はないよなと思ってたのですが、パーシャル連合（政策の摘み食い）といい、自分に都合のいい話だけ前面に出してくる姿勢には、「ああ、変わってないのだな」という感想しかありません。正直ガッカリです。野党は与党に協力する謂れがないから野党なのですが、どうしてそういう基本的なことが分からないのか。

民主党に一言

毎日ｊｐ
http://mainichi.jp/select/seiji/10saninsen/mai/kaihyo/hirei_seitou.php
比例代表選の結果です。民主党政権は過半数割れで国民から厳しい審判を受けましたが、党として最も期待を集めているのは否めません。ここは暴走を反省し、政策本位の政権運営をするいい機会でしょう。政権を今すぐ降りるべきとまでは、私は思いません。

具体的には政策協議を呼びかけるなど野党の意見を真摯に聞くべきです。ねじれ国会（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AD%E3%81%98%E3%82%8C%E5%9B%BD%E4%BC%9A）の運営の仕方は本来それしかありません。菅氏は良くご存知でしょうが、小渕政権時は野党の提案を丸呑みして乗り切りました。前回のねじれの時の政策協議を蹴るような反対のための反対はやってはいけない禁じ手なのです。過去を深く反省した上で、当たり前のことをやらなければなりません。連立工作のような国民の審判（民主党政権の暴走を止める）を踏みにじる行為は全く望ましくありません。

谷垣総裁記者会見

ＭＳＮ産経ニュース（【谷垣記者会見】（１）「江田参院議長の続投認めぬ」）
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100712/elc1007120342035-n1.htm

ＭＳＮ産経ニュース（【谷垣記者会見】（２完）「９月に適切な党人事が必要」）
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100712/elc1007120344036-n1.htm

自民党に関しては、この谷垣総裁の会見がバランスが取れていて共感できるところがあります。私が期待するのは、政局本位ではなく、国民を第一に考えた政策本位の党運営で、具体的には、普天間でこれまでの意見を覆すとか、反対のための反対はやってほしくないと思っています。国民は民主党を止めることを選択しましたが、不安定になる政局に関しては「日本はどうなってしまうのか」という思いの人は少なくないのではないでしょうか。その辺の思いも汲み取りつつ、正すべきは正していって欲しい。

たち日１議席

ＭＳＮ産経ニュース（【参院選速報】片山虎之助氏が当選確実　比例代表）
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100712/elc1007120618061-n1.htm

たち日で当選したのは比例区の片山虎之助氏で獲得議席は１議席。たち日にとって全体的に厳しい戦いになったのは否めませんが、片山氏は選挙での後援会組織を持つベテラン議員の底力だと思います。同じく比例区の中畑氏は落選で、タレント議員にそれほど有利な結果は出なかった印象があります。