僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

幸福とは

2009-05-30 22:56:39 | Weblog
「幸福」とは自分でつかむべき個人的な問題でしょうか。否、しあわせ(幸福)とは、共有されるべきものなのです。先人たちも語っています。

自分の利益だけ求めるものは、幸福ではありえない。みずからのために生きんと欲するならば、他人のために生きよ。(セネカ)

まことの善人、友愛的存在の世界に住み、その各員の幸福を自分の幸福とするものだ。(ショーペンハウエル)

幸福は、分かち合うようにつくられているようだ。(ラシーヌ)

幸福は発見するものだし、客観的に見る眼があって可能になるのです。自己中心の眼は不平ばかりを見出すのです。これこそが不幸の正体なのです。
だから愛の世界、慈悲の世界に生き、自他の差別、対立を超えた、自他一如の境地に立って生きようではありませんか。

人は何処(いずこ)へ

2009-05-30 22:06:43 | Weblog
今日も無難な一日が何事もなく平凡に過ぎていく。

嗚呼 僕は何処から来て、何処へ帰るのだろう。

ゆっくり歩いたり、早足だったり、時には一回転したり。

無闇に怒ったり、涙したり、そのまま眠ったり。

僕は何者なんだろう。

鏡を覗くと、そこに僕らしい男がいる・・・確証はない。


タバコ屋のおじさんは何処へ行ったのだろう?

たばこを1カートンかごに載せ

自転車で走っていったあのおじさんは

何処へ帰ったのだろう。