旅立ちの物語

当初は見向きもしなかったのに
ニュースで取り扱われてから急に見に行く

主体性がないと言われようが
やはり見たいものは見たい
だから見に行きました
「おくりびと」

広末涼子さんのオーラが眩しい

いや、見る場所が違う

鳥海山や最上川の風景が美しい

それも大事な要素ですが……

一番の魅力と感じたのは
佐々木社長のコミカルな振る舞い
そして、火葬係の含蓄のある言葉

主役の本木さんも輝いていたけれど
脇役にも味がありました

「穢れ」それは日本人のキーワードであり
死に関する仕事は不浄とされてきました
今は昔ほど蔑まされなくなったとはいえ
妻の美香さんの気持ちは非難できません

でも、納棺師のすばらしさを理解するようになる
美香さんの眼差しは美しく見えました


それにしてもメディアの力は強い！
映画館の方によると
昨日の視聴者は３０人
今日は３００人だそうです