木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

天国への引越しサービス

2011-12-02 17:27:44 | 書籍
さだまさしさんが
遺品整理業の特集を見て
執筆した「アントキノイノチ

映画を見る数日前に読み始め
映画を見終えた直後に読み終えました

ゆきちゃんが
杏平たちが通う居酒屋のアルバイトである点など
いくつか映画と原作で異なりますが
遺品整理のエピソードは同じ

結末も映画と原作で違いますが
自分は原作の終わり方の方が好き

(映画の終わらせ方がつまらない
というわけではないですが)

映画の中では
とにかく憎たらしく人間として信じられない
松井新太郎(杏平をいじめたクラスメイト)の
影の部分が描かれています

そして高校卒業後の松井との再会で
杏平が心中に発した言葉

それがさださんのメッセージに思えます

死は唯一の絶対

でも多くの人間 特に若いうちは
その真実から目を背けてしまいがち

若い人ほど読んで欲しい作品でした

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天国への引越しサービス

2011-12-02 17:02:33 | 映画
さだまさしさんが
遺品整理業の特集を見て執筆した
アントキノイノチ

中世において死に関わる仕事は
穢れとされ忌み嫌われていました

でも、ここに登場する
遺品整理業の仕事ぶりは
実にかっこいい

特にゴキブリに立ち向かう場面に
度胸とプロ意識を感じました

軽い吃音に悩みいじめを受け
親友の自殺を目の当たりにし
いじめ相手に殺意を抱き
精神的に止んでしまった
永島杏平

命というものを考える仕事に就き
自分同様心に傷を抱いた同僚
久保田ゆきと出会い
成長する姿はこの映画の肝です

多くの命と感動がつまった作品

特にラストシーンは衝撃

これまでにない感動を得られました
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