昼間に『真夏のオリオン』を見てきましたが、まぁTVかDVDになってからでも遅くはないでしょう。
悪くはないんですが、映画としてはもうちょいお金をかけてほしいなぁってこと。
役者もそこそこ、物語も戦争を題材にしていながら美しかったとは思います。
ただ言える事は主演の玉木宏がすごく”細い”ってこと・・・・。
あ、内容と全然関係ないですね・・・。
それにして今回だけかもしれませんが、玉木宏って”岸田森”に似てませんか?
『怪奇大作戦』の時の若い岸田さんとなんとなく似てます。
機会があったら見比べてください。
まぁ、それはさておき、映画を見ていて思い出したことがありました。
昔、母親に聞いた”おじいちゃんの逸話”です。
大戦中、ワタクシの祖父は輸送船(軍人ではなかったらしいです)の機関長をやっていたそうです。
ある日、航海中に船に強い衝撃を受けました!
「魚雷があたった!!!」
祖父も含め乗組員は自分の最後の時がきたのだと、甲板に集まって”その時”を待っていたそうですが、いつまで経っても爆発しません。
「しめた不発だ!」
と、スタコラサッサとその場から逃げたそうです。
祖父はワタクシが2歳のときに亡くなりましたので、直接聞いた話ではなく、あくまで母親から聞いた話ですので正直真偽のほどは定かではありません。
というか、この歳になると「これウソっぽいな」と思うことの方が多くなってきました。
魚雷が不発なら、もう何発か撃てばいいワケで、それに魚雷が命中したとして甲板に集まって沈没するまで待っているのもおかしい。
きっと作り話(元ネタはあると思います)なんでしょうね。
それでも、この話には妙に心惹かれます。
大戦中の話ではあるものの、少しコミカルで「お国のために死ぬ」という悲壮感がなく「やっぱり生きていたい」という人間本来の気持ちのこもった話だと思います。
よくこの話をしてくれた母も5年ほども前に他界しましたので、もうこの話はワタクシが受け継ぐしかないようです。
祖父の遺品には日記がある(といっても大戦中のものかどうかはわかりませんが)そうなので、機会があれば読んでみたいもんです。
年月を経るごとに世界を巻き込んだ大きな戦争の”記憶”は”記録”と入れ替わってしまいます。
戦争体験者の減少が、いつのまにか世界大戦を”歴史”の一部にしてしまうのです。
「どこの戦場で何人死亡」とか、「どこで何発の爆弾が落ちた」とか・・・・。
それは事実ではあっても決して真実ではないハズです。
どこの戦場でも亡くなった人にはその人自身の人生があって、その人に繋がる数多くの人がいたハズです。
それを戦争がどう踏みにじってきたのか、それを残し、受け継いでいくことが我々「戦争を知らない世代」の使命ではないでしょうか?
夏に戦争関連の特番って昔はもっと放送していたように思いますが、最近はすごく減ってますよね?
こういう状況を見るとすごく危機感を感じます。
ワタクシ個人としてはもっと作ってほしいですし、皆さんにも見てほしいです。
いつもじゃなくてもいいんです。この時期だけ戦争について考えてみてもいいのではないでしょうか?
あ、気がつけば長々と・・・すみません。
ワタクシ、この手の話はすごくアツくなってしまうのです。
というワケでこのヘンで・・・。
おもしろかったらポチっとなとお願い!
悪くはないんですが、映画としてはもうちょいお金をかけてほしいなぁってこと。
役者もそこそこ、物語も戦争を題材にしていながら美しかったとは思います。
ただ言える事は主演の玉木宏がすごく”細い”ってこと・・・・。
あ、内容と全然関係ないですね・・・。
それにして今回だけかもしれませんが、玉木宏って”岸田森”に似てませんか?
『怪奇大作戦』の時の若い岸田さんとなんとなく似てます。
機会があったら見比べてください。
まぁ、それはさておき、映画を見ていて思い出したことがありました。
昔、母親に聞いた”おじいちゃんの逸話”です。
大戦中、ワタクシの祖父は輸送船(軍人ではなかったらしいです)の機関長をやっていたそうです。
ある日、航海中に船に強い衝撃を受けました!
「魚雷があたった!!!」
祖父も含め乗組員は自分の最後の時がきたのだと、甲板に集まって”その時”を待っていたそうですが、いつまで経っても爆発しません。
「しめた不発だ!」
と、スタコラサッサとその場から逃げたそうです。
祖父はワタクシが2歳のときに亡くなりましたので、直接聞いた話ではなく、あくまで母親から聞いた話ですので正直真偽のほどは定かではありません。
というか、この歳になると「これウソっぽいな」と思うことの方が多くなってきました。
魚雷が不発なら、もう何発か撃てばいいワケで、それに魚雷が命中したとして甲板に集まって沈没するまで待っているのもおかしい。
きっと作り話(元ネタはあると思います)なんでしょうね。
それでも、この話には妙に心惹かれます。
大戦中の話ではあるものの、少しコミカルで「お国のために死ぬ」という悲壮感がなく「やっぱり生きていたい」という人間本来の気持ちのこもった話だと思います。
よくこの話をしてくれた母も5年ほども前に他界しましたので、もうこの話はワタクシが受け継ぐしかないようです。
祖父の遺品には日記がある(といっても大戦中のものかどうかはわかりませんが)そうなので、機会があれば読んでみたいもんです。
年月を経るごとに世界を巻き込んだ大きな戦争の”記憶”は”記録”と入れ替わってしまいます。
戦争体験者の減少が、いつのまにか世界大戦を”歴史”の一部にしてしまうのです。
「どこの戦場で何人死亡」とか、「どこで何発の爆弾が落ちた」とか・・・・。
それは事実ではあっても決して真実ではないハズです。
どこの戦場でも亡くなった人にはその人自身の人生があって、その人に繋がる数多くの人がいたハズです。
それを戦争がどう踏みにじってきたのか、それを残し、受け継いでいくことが我々「戦争を知らない世代」の使命ではないでしょうか?
夏に戦争関連の特番って昔はもっと放送していたように思いますが、最近はすごく減ってますよね?
こういう状況を見るとすごく危機感を感じます。
ワタクシ個人としてはもっと作ってほしいですし、皆さんにも見てほしいです。
いつもじゃなくてもいいんです。この時期だけ戦争について考えてみてもいいのではないでしょうか?
あ、気がつけば長々と・・・すみません。
ワタクシ、この手の話はすごくアツくなってしまうのです。
というワケでこのヘンで・・・。
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