風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

朴の木だんごの季節

2018-05-30 | 手作りおやつ
庭に植えた朴の木の葉が大きくなってきた、
そう、朴の木だんごの季節です。


煮立てたお湯にヨモギを入れて、

熱いお湯で粉をこねます。

よもぎの香り、きれいな草色の生地になりました。

同じ大きさになるよう、最初に分割しておきます。

餡も丸めて準備完了。

きれいに洗って、熱湯にくぐらせた葉っぱで包みます。

子供のころから母のそばで手伝ってきたから、
この作業は慣れたものです。

蒸し器にかけると朴葉の香りに包まれます。

懐かしい香り、美味しい香り、

田植えの終わる季節の「野上がり饅頭」
「でんがら」と呼んでいました。
朴葉の筋と結んだ紐で、おだんごに田の字の模様がつきます。
「田のがら」→「でんがら」

素朴な田舎のおだんご、娘や孫に伝えていかねば。

朴の木は成長が早く、大きく育ちます。

庭先にあるのは便利だけれど、先が思いやられますね。
少し切り詰めないといけなくなってきました。

朴の木だんごの思い出
コメント (6)
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