朝、運転中に突然シャワーのような雨、
雨のエリアを走り抜けると、西の空に大きくきれいな虹が現れた。
渋滞の車窓からカシャ!
「虹の立ち上がる場所に行ってみたいな、」
そんなことを想っていたら、一瞬で消えてしまいました。
虹を見ていたら母のことが浮かんできました。
昨日、病院から「食事が口から取れなくなっうてきた」と連絡。
これまで、食事だけはしっかり食べていた母、
馴染んだ施設から病院に入院し、看護師さんからは、
「気持ちが落ち着かないようです」
「施設からの患者さんは認知が進んでしまうことが多いです」
暗い報告が続いていましたが、また一段と・・・
「お母さまの好きな服など選んでおいてくださいね」
妹と少しづつ準備をすすめています。
「服は、100歳の誕生日に着たドレスが良いよね」
2年前、二人で母の洋服を探しに歩いた日は心弾んでいたのに。
お世話になっていた施設へも状況を伝えに訪問、
預けていた荷物を引き取ってきました。
「また元気になって退院できたら、ここに戻れるように」
と施設の方の心遣いに甘え、正式な退所手続きは先延ばしです。
この数年間、母と私たち家族を支えてくださった施設の方々、
今も後ろで見守っていただいているようで心強いです。