丹生のお大師さん、夕暮れだったので大急ぎで参拝、
修復されてから3年を経過しすっかり馴染んだ山門です。

姿見の池は氷が張り詰めています。

静かな本堂にお参りして、

隣りの弘法大師像、

大師堂へは石段と回廊の道、右端に緩やかな小道もあります。

この自然あふれる道も大好き、

ここに来て手を合わせると懐かしい思いが溢れます。

でも、こんなふうに思うようになったのは歳を重ねてからのこと、
日常の忙しさで寺社仏閣にはあまり関心がなく、縁遠かったのです。
母から「丹生のお大師さん」のことをよく聞かされていたのに、
適当な相槌であしらっていたように思います。
今、母の心のふるさとのお大師さんが
私にも心のふるさとになっているような気がします。