世界遺産「ポン・デュ・ガール水道橋」は古代ローマ時代西暦50年頃に、
南フランスのガルドン川に建設されました。
全長275m、高さ49mの巨大な橋ポン・デュ・ガールは
周りの景色を圧倒する美しさで2000年近くをそこに居る。
下層部6個、中層部11個、上層部35個のアーチが美しい。
50kmも離れた水源地のユゼスから、ニームの町まで、
高低差17mを古代ローマ人の知恵と努力で水を引いてきたのです。
中世期、水道橋としての役目を終え、川を渡る通路として使われました。
静かに流れるガルドン川、
時には荒れ狂って浸水や崩壊の爪痕を残してきました。
大切な世界遺産、傷つけないで後世へ残してほしい。