風とみどりに戯れて! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

モン・サン・ミシェル

2024-09-05 | 思い出のアルバム
8世紀、岩山の上にキリスト教の聖堂が建てられたモン・サン・ミシェル
「聖ミカエルの山」の意味を持ちます。

干潮時に現れる島の修道院へ続く道は「天国の道」と呼ばれました。



14世紀、百年戦争時代には城塞として使われ、
18世紀のフランス革命後には刑務所としても使われました。
その後修道院として、建造、崩壊を繰り返し歴史に翻弄させられたのです。
1897年、修道院の鐘楼尖塔に「金のミカエル像」が設置されました。
地上170mの高さから人々を見守っています 。



「ベネディクト修道院」
900年代後半建築、ロマネスク建築やゴシック建築など混在しています。
3階には聖職者の居住空間だった「ラ・メルヴェイユ」があり、中庭とアーチ状の回廊があります。



潮の流れが速く、1日の干満差(最大15m)がヨーロッパ最大になる湾、
干潮時に広くつづく干潟が美しい。

1849年に造られた堤防道路の影響で、島の周囲が砂洲化してしまいました。
私が訪れたのは2006年、
この年から駐車場となっている堤防の代わりに橋を架ける工事に着工。
2014年には橋が架かりこの写真とは違う光景になっています。


あの時のモン・サン・ミシェルはもう見えない。

名物の「ふわふわオムレツ」いただきました。

2006年8月25日~9月1日
娘と二人のフランス旅、素晴らしい日を忘れないための記録
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シャンボール城

2024-09-05 | 思い出のアルバム
シャンボール城
1519年から1547年にかけての建設

ディズニー映画「美女と野獣」実写版のモデルになったお城です。


フランソワ1世の狩猟用邸宅として建てたもので、

ロワール渓谷に建つ城の中で最大の広さです。
幅156メートル、奥行き117メートル、440個の部屋、74の階段、
装飾の施された無数の尖塔と煙突が立ち並びます。

1519年に建設がスタートし完成まで150年以上もの歳月をかけています。
フランス・ルネサンス様式の最高傑作といわれますが・・・?

相手に出会うことなく3階まで昇り降りができる二重らせんの階段。

階段を設計したのはレオナルド・ダ・ヴィンチだという説も。
城の最上部からの光が美しい。




 フランソワ1世は、シャンボールに滞在することはほとんどなく、
王が滞在したのは狩猟のための短い訪問だけでした。
大きな部屋、開いた窓や高い天井は暖房が行き届かなく、長期滞在には向かなかったようです。

城周辺の森林公園は、「城壁内のパリ」と言われ、パリと同等の面積です。
ヨーロッパ最大の囲いのある公園、32キロメートルの壁に囲まれています



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