滋賀県佐川美術館の「生誕100年 山下清展 -百年目の大回想」
「放浪の天才画家」と言われた山下清(1922-1971)
生誕百年を記念した展覧会です。
山下清と言えば貼絵、
その細やかなこと、色彩の素晴らしさに息をのむ作品ばかり、
油彩や水彩画、ペン画と約190点、時間がもっとあればと思う展覧会です。
ヨーロッパ旅行のフランス、スイスなどの作品も展示されていて、
私にも懐かしい光景に出会えました。
大きいパネルにある作品は「長岡の花火」添えられた言葉が印象的です。
「みんなが爆弾なんかつくらないで、きれいな花火ばかりつくっていたら、きっと戦争なんか起きなかったんだな。」
琵琶湖畔の佐川美術館は素敵です。
水に浮かんだような、
足元に冷たい水が迫ってくるような・・・
日常から離れ、美の世界へ浸っていくにふさわしい美術館、
またゆっくりと出かけたいですね。
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