8世紀、岩山の上にキリスト教の聖堂が建てられたモン・サン・ミシェル
「聖ミカエルの山」の意味を持ちます。
干潮時に現れる島の修道院へ続く道は「天国の道」と呼ばれました。
14世紀、百年戦争時代には城塞として使われ、
18世紀のフランス革命後には刑務所としても使われました。
その後修道院として、建造、崩壊を繰り返し歴史に翻弄させられたのです。
1897年、修道院の鐘楼尖塔に「金のミカエル像」が設置されました。
地上170mの高さから人々を見守っています 。
「ベネディクト修道院」
900年代後半建築、ロマネスク建築やゴシック建築など混在しています。
3階には聖職者の居住空間だった「ラ・メルヴェイユ」があり、中庭とアーチ状の回廊があります。
潮の流れが速く、1日の干満差(最大15m)がヨーロッパ最大になる湾、
干潮時に広くつづく干潟が美しい。
1849年に造られた堤防道路の影響で、島の周囲が砂洲化してしまいました。
私が訪れたのは2006年、
この年から駐車場となっている堤防の代わりに橋を架ける工事に着工。
2014年には橋が架かりこの写真とは違う光景になっています。
あの時のモン・サン・ミシェルはもう見えない。
名物の「ふわふわオムレツ」いただきました。
2006年8月25日~9月1日
娘と二人のフランス旅、素晴らしい日を忘れないための記録
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます