風とみどりに! 

風の訪れる庭、みどりに戯れる日々の記録

アルル、ゴッホの町

2024-08-28 | 思い出のアルバム
フランス、アルルと言えば「エスパス・ヴァン・ゴッホ」

田舎町にポツンとある「アルルのはね橋」






このはね橋はゴッホの絵のモデルではないのです。

ゴッホの描いた「アルルのはね橋」は
1930年コンクリート製の橋になっています。

フォーラム広場もゴッホゆかりの地、
「夜のカフェテラス」のモデルになった場所です。


今も黄色いテントのカフェがあり、ゴッホの世界に入ったよう。


浮世絵に心酔したゴッホ、浮世絵の澄んだ色彩、日本への思いを重ね、
明るい色あふれるアルルに移り住んだのは35歳の時。
この地でポール・ゴーギャンと共同生活を送りました。
「ひまわり」の絵が描かれたのはこの頃なのです。

ゴーギャンが療養した病院跡、

ゴーギャンとの共同生活は短期間で破綻し、
ゴッホが自傷行為で耳を切った時の療養所なのです。
この庭は「アルル療養所の庭」の絵から再現されています。
今は図書館と資料館になっています。

アルルの街は青くまぶしい海と明るい日差しに包まれていますが、
建物が連なる狭い路地は海辺とは対照的で。


心沈んでいくゴッホがどこかに感じられるような。

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