大好きな火野正平さんが逝ってしまった。
正平さんが伊勢志摩の横山展望台を訪ねてくれたのは2015年春。
展望台はテラスが出来て様変わりしたけれど、志摩の海のブルーは昔のまま。
NHKの「にっぽん縦断こころ旅」が始まった2010年、
私は長年の務めを退職した時、正平さんは60歳からのスタートでした。
放映の大半は、正平さんの後ろ姿を追いかけてるような番組なのに、
「朝版」も「とうちゃこ」もついつられて見てしまう。
草むらに虫をみつけ、少年のように夢中になる正平さん、
橋を渡るたびに幼子のようにおびえる姿、照れくさそうな笑顔、
クスっと笑いをくれるお茶目な正平さん、
お手紙にこみ上げる思い・・・優しい正平さん。
素敵な旅を共有させていただきありがとうございました。
「腰が痛くって電動自転車にしてもらいました」
そんな画像がよみがえります
あの旅が最後でした
年は同じなんだけど
サッと チャリオ君を残して
旅立ってしまった正平さん
もう会えないと思うと寂しいですね
長年の朝の習慣になっていました。
自転車旅が辛くなっていく姿、自分と重ねて心配していました。
三重県の旅は隔年のように来てくれて、
今年の秋も「どこかで出会えたら」なんて楽しみにしてたのに。