来月「地域の画家・絵本作家作品展」が開催されることになりました。
わが町の芸術家さん5人の作品展です。
6月に亡くなった昇さんの絵も展示していただきます。
昇さんは市展、県展に数々の作品を出品されています。
特に市展では一席市長賞を3回も受賞、
「この3作品を同時に展示しよう」と昇さんに勧めていた私、
元気な笑顔の時に実現したかったのに。
他にも岡田文化財団賞、奨励賞などたくさん受賞されているのですが、
どの作品が受賞作なのか記録が無いし、子供さんもご存じないのです。
そこで、昇さんの絵画グループのお仲間の個展会場に出向いて、
ご迷惑なお願いをするという厚かましさ。
出品作品、受賞作品のタイトルを調べていただきました。
タイトルは分かったものの、今度はよく似た絵が何枚もありどれなのか。
「申し訳ありません、どなたかアトリエに来ていただけませんか?」
お仲間のお二人が快く来てくださいました。
でも、タイトルから絵を探すのは難しい、「これかな?あれかな?」
9作品のうち8作品はほぼ間違いないだろうと確定、
1作品は見つけることが出来ませんでした。
娘さんと二人で額を拭いたり入れ替えたり、思い出話で楽しい時間、
「この絵も家に持っていこうかな、私も作品展の会場準備に行きたい」と、
お父さんの絵に対する思いが変化していくのが伝わってきます。
準備も展示の3日間も会場に行ってあげて、
お父さんのこといろんな人からいっぱい聞くことができるよ。
この作品展には動物画家、田中豊美さんにも出展をお願いしました。
田中さんのコーナー作りのために絵本集めをしています。
書店には無い本、過去の作品はメルカリが便利ですね。
絵本や動物辞典、改めて田中さんのすごさを感じます。
今は東京にお住まい、どんな作品が届くのかワクワク楽しみです。
昇さんと田中さんは同級生、
「二人の作品を並べた作品展をしたい」私の夢叶います。