本日のさっぽろ自然散歩は、厚別区、清田区、北広島市の境界に位置する東部緑地を歩きます。
前夜から雨。手稲山が初冠雪。集合時間にも雨が残る天気にもかかわらず、12名の参加がありました。みなさん熱心ですね。
カツラの木の観察から始めました。カツラの落ち葉が発する甘いにおい。今年はにおいが弱いように感じます。
オオカメノキが多い森です。丸い顔と長い耳、ウサギの顔に見える冬芽です。
ゼンマイの黄葉です。
本格的な紅葉にはまだ早く、ヤマウルシ、ヤマモミジなどが一部分紅葉していた程度。
ツルアリドオシの実がありました。背の低い植物です。周りの草が茂っている季節には見つけるのは難しそう。
時々、上空を鳥が渡ります。ツグミが多いようです。ヤブのすき間から、ウグイスの姿もチラリと見えました。
札幌では多くないカマツカの木が数本あります。赤い実もついていました。
今年生まれでしょうか。小さなニホンカナヘビがいました。
雨もやみ、時には陽がさすこともありました。2時間の散策の間、ほかの利用者とはほとんど出会うこともなく、静かな森を楽しめました。
コナラのドングリは割と多く落ちていました。
■2023年10月17日 東部緑地で見られたもの
【植物・木本】
カツラ、ハルニレ、ヤチダモ、アオダモ、ミズナラ、コナラ、ナナカマド、エゾヤマザクラ、ミヤマザクラ、カマツカ、サワシバ、ケヤマハンノキ、シラカンバ、ウダイカンバ、オオカメノキ、ハクウンボク、ミヤマガマズミ、イタヤカエデ、アカイタヤ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イヌエンジュ、ニセアカシア、マユミ、ツリバナ、ハリギリ、コシアブラ、シナノキ、ホオノキ、キタコブシ、ハイイヌツゲ、ナニワズ、フッキソウ、コマユミ、アクシバ、ツルアジサイ、イワガラミ、ツタウルシ、ヤマウルシ、ヤマブドウ、ノブドウ
アカエゾマツ、イチイ、モンタナマツ
【植物・草本】
オオアワダチソウ、エゾノコンギク、ネバリノギク、ヒメジョオン、ウワバミソウ、オニシモツケ、ツルアリドオシ、ウド、ガガイモ、ジンヨウイチヤクソウ、
タガネソウ、トケンラン、ヨシ、シシガシラ、ゼンマイ、トクサ
【野鳥、その他】
シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ツグミ、ウグイス、カケス、コゲラ、アカゲラ
ニホンカナヘビ
島田