市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

防災ママカフェ@いちはら

2018-10-14 | 防災
大地震に台風、集中豪雨。この頃なんだか日本はおかしい。
そんな風に感じている人も多いのではないでしょうか。
ちょうど昨日傍聴した市長と町会長のミーティングでも、防災は大きなテーマでした。
でも、行政も地域も、防災のことを話しあっているのは、みな比較的高齢の男性ばかり。

このままでいいの?
赤ちゃんや幼い子どもを育てているパパママは、どうしたら自分の子どもの命を守れるの?

そんなママたちの声を受け、企画した「防災ママカフェ@いちはら」。

講師のかもん まゆさん((一社)スマートサイバープロジェクト)。

東日本大震災で、ママと子どもたちへの物資支援活動を機に、ママによるママのための支援コミュニティを設立。
これまで全国各地を飛び回り、公演は200カ所以上、メディアにも多数登場されています。
被災地のママたちのリアルな経験や知恵を交えた、とことんママ目線のわかりやすい防災教育です

第1部のワークショップは、こんな感じで。
真ん中にキッズスペースを設け、ママが子どもを遊ばせながら講義を受ける、市原市ではほとんど見ないスタイルです。

たまに別室で保育付きのイベントがありますが、こちらの方がママも安心できるんです。
もちろん、乳幼児ですから声を上げたり走り回ったりします。でも、それが当たり前でお互い様と思えば、ちゃんと講義に集中できるものなんです。

かもんさんのお話は、私にとってある意味ショックでした。
今まで、議会や役所で偉そうに「防災とは・・・あーだこーだ」と言っていた自分、なんにもわかっちゃいなかったなーと。
会場のパパママたちも、地震大国・日本で子どもを産み育てるということはどういうことか、またどんなことが必要なのか、改めて考える機会になったと思います。

第2部では、グループに分かれて防災食の試作&試食タイム。
発熱材入りの袋に水を加えて、アルファ化米のご飯を炊いてみよう!


缶詰のパンを切り分けるときは、缶の蓋を包丁代わりにします。
平等に同じ形に4分割することができました。


今回の防災ママカフェで感じたことがもう一つ。
かもんさんは、相手がどんな情報を求めているのか、どんな伝え方をすれば相手の心に響くのか、というアピールスキルがもの凄く高かったんです。
もともと企業のマーケティングのお仕事をされていたそうで、それも納得。

東日本大震災以来、公助の限界が明らかになって、共助や自助の重要性が叫ばれるようになりました。
参加してくださったパパママたちには、それぞれの家族や友人・知人に今日学んだことを伝えていってほしいし、できれば住んでいる地域の防災活動にも興味を持ってくれたら、なお嬉しい!


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