今日開かれた教育民生常任委員会では、3つの議案と陳情一つの審査、そのほかいくつかの調査事項について話し合われました。
その中の一つ、
今から3年前に中学校の授業中に起こった事件で、損害賠償を起こされた件についての議案。
事件の概要は、
ソフトボールの授業で、バットを振った生徒の手からバットがすっぽ抜け、近くにいた生徒の顔に当たり、歯を折るなどの怪我をさせたというもの。
怪我をさせた生徒側から被害者側へは約50万円が支払われたのですが、被害者側は、学校側も安全配慮義務を怠ったとして約250万の賠償額を求めて提訴しました。
これに対し、裁判所側から約140万円での和解案を提示されたので、市もこれで解決したい。ついては、議会の承認を得たい、という内容です。
永久歯は折れたら生涯治療費がかかりますから、被害者にしてみれば深刻です。
学校側が確かに安全面に配慮をしていたとしても、それを立証するのはほぼ不可能なので、和解も止む無しでしょう。
以来、当該校では1,2年生のソフトの授業は柔らかいボールとウレタン製のバットに替えていて、市内の他の学校にも同様な対応が徐々に広がっているのだとか。
握力が弱いのか、どうしてもバットをコントロールできずに手から離してしまう子どもが、近頃増えているのだそうです。
中学生がウレタン製のバットでソフトボール、というのはやはり違和感がありますが、安全面に配慮しながら個々の能力に合わせた道具を使うことがまずは大事、ということで、これも仕方ないのでしょうね。
その中の一つ、
今から3年前に中学校の授業中に起こった事件で、損害賠償を起こされた件についての議案。
事件の概要は、
ソフトボールの授業で、バットを振った生徒の手からバットがすっぽ抜け、近くにいた生徒の顔に当たり、歯を折るなどの怪我をさせたというもの。
怪我をさせた生徒側から被害者側へは約50万円が支払われたのですが、被害者側は、学校側も安全配慮義務を怠ったとして約250万の賠償額を求めて提訴しました。
これに対し、裁判所側から約140万円での和解案を提示されたので、市もこれで解決したい。ついては、議会の承認を得たい、という内容です。
永久歯は折れたら生涯治療費がかかりますから、被害者にしてみれば深刻です。
学校側が確かに安全面に配慮をしていたとしても、それを立証するのはほぼ不可能なので、和解も止む無しでしょう。
以来、当該校では1,2年生のソフトの授業は柔らかいボールとウレタン製のバットに替えていて、市内の他の学校にも同様な対応が徐々に広がっているのだとか。
握力が弱いのか、どうしてもバットをコントロールできずに手から離してしまう子どもが、近頃増えているのだそうです。
中学生がウレタン製のバットでソフトボール、というのはやはり違和感がありますが、安全面に配慮しながら個々の能力に合わせた道具を使うことがまずは大事、ということで、これも仕方ないのでしょうね。