高速サーキットが続きましたが舞台は、ほぼストレートがないというテクニカルなポルトガルに移ります!
金曜早朝の「時にはフェアに時には武士のように色とりどりのまるで甲冑のようなレーシングスーツに身を包み
武者震いを抑えながら13名の武将がいざ決戦であります!」
なお、イタリアGP後チーム批判を行ったオニクスのガショーがまさかのクビとなり
F3をぶっちぎりで勝ってきて「セナの再来」とも言われております、JJレートが代わりに参戦するのであります!
申し遅れましたが古館伊知太郎がお届けいたします!
TOP奪取寸前のオニクスがここに来てのドライバー交代がどう出ますか?
いずれにいたしましてもかつてマクラーレン・フェラーリといった一流チームを渡り歩いた
ヨハンソンが圧倒的に有利という情勢になってきた!そんな感があるわけであります!
ポルトガルGPのリザルトをご覧いただきましょう!
① 36 S.ヨハンソン オニクス・フォード 1:18.623 100.0%
② 30 P.アリオー ローラ・ランボルギーニ 1:19.164 +0.541 +0.541 100.7%
③ 31 R.モレノ コローニ・フォード 1:19.780 +0.616 +1.157 101.5%
④ 29 M.アルボレート ローラ・ランボルギーニ 1:19.869 +0.089 +1.246 101.6%
5 37 J.J.レート オニクス・フォード 1:20.880 +1.011 +2.257 102.9%
6 18 P.ギンザーニ オゼッラ・フォード 1:21.021 +0.141 +2.398 103.0%
7 33 O.ララウリ ユーロブルン・ジャッド 1:21.326 +0.305 +2.703 103.4%
8 40 G.タルクィーニ AGS・フォード 1:21.881 +0.555 +3.258 104.1%
9 35 鈴木亜久里 ザクスピード・ヤマハ 1:24.116 +2.235 +5.493 107.0%
10 34 B.シュナイダー ザクスピード・ヤマハ 1:24.732 +0.616 +6.109 107.8%
11 32 E.ベルタッジア コローニ・フォード 1:28.526 +3.794 +9.903 112.6%
失格 41 Y.ダルマス AGS・フォード タイヤ違反
失格 17 N.ラリーニ オゼッラ・フォード 車重測定無視
なんと!2人も失格者が出てしまうという波乱含みの展開であります!
「ムク犬」ラリーニは故意かどうかはわかりませんが車重測定無視という聞きなれない違反
さらに、AGSのダルマスは、タイヤ違反というさすがC級チームの祭典!
なにが起こるか予測不能であります!
ベッタルジアは、参戦以来実質最下位が続いています!まったくF1のスピードについていけないようであります!
ザクスピードも全く熟成が進んでいないのか大差をつけられての予備予選落ちであります!
「捨てちゃえよ!そんな車!」と捨て台詞を吐いたともいわれる鈴木亜久里は
チームメイトシュナイダーに3回目の勝利でしたがこのレースでもポイントゲットなりませんでした。
C級チーム御用達ドライバー、タルキーニは8位。7位には、久々のポイント目前だったユーロブルンのララウリ
であります!
6位ギンザーニは2戦ぶりのポイント。
このレースから参戦の「かっとび」レートは、5位でデビューいきなりの予備予選通過できるほど甘くはなかったようで
あります!
前回不振だったオニクスのヨハンソンが1位。最多の4勝目ということになりましたー!
TOPチームであげられなかった祝杯を違った形であげることができるのでありましょうか!
ローラ勢は相変わらず好調で一発の速さには定評があります!
アリオーが2位、アルボレートは4位。
そして3位には、「半分遊び」というコローニチームのモレノが奇跡的な予選通過。
C級チームで数々の奇跡をやってのけてくれた「月とスッポン走法」モレノであります!
さぁではここでドライバーズランキングです!
【ドライバーズポイント】
1 ヨハンソン Onx 58
2 モデナ Brb 52
3 ブランドル Brb 45
4 ガショー Onx 45
5 カフィ Drl 29
6 ラリーニ Osl 29
7 アリオー Lol 24
8 アルボレート Lol 22
9 ギンザーニ Osl 12
10 フォイテク Erb 6
11 ラファネル Cln 5
12 モレノ Cln 4
13 シュナイダー Zks 2
レート Onx 2
15 ダルマス AGS 2
ヨハンソンがついに首位になりました!2位から5位のドライバーは実質ポイントが動かないので
ほぼ勝負は決した感がありますが、フル参戦のオゼッラや後半参戦のローラがどこまで追い上げてくるんでありましょうか!
コローニの仕事人モレノとオニクスの新人レートが初ポイントであります!
負けるな!亜久里!!
【コンストラクターランキング】
1 オニクス・フォード 105
2 ブラバム・ジャッド 97
3 ローラ・ランボルギーニ 46
4 オゼッラ・フォード 41
5 ダラーラ・フォード 29
6 コローニ・フォード 9
7 ユーロブルン・ジャッド 6
8 AGS・フォード 3
9 ザクスピード・ヤマハ 2
ついにこちらでも首位交代であります!
ブラバムはポイントが伸びないためオニクスの参戦1年目での優勝が濃厚であります!
ガショー解雇でまさに「勝手兜の緒を締める」そんな心境だったのでありましょうかっ!
後半から参戦の「傷だらけのエンジン」ローラ
フル参戦の「リトルフェラーリ」オゼッラがどこまで伸ばせるのかといったところに注目がいきそうであります!
下位チームではコローニが第5戦以来のポイントゲットで6位に浮上であります!
さて、予選はオニクスのヨハンソンが好調そのままに13位
コローニのモレノが大健闘の15位。チーム最高グリッドとなっています!
そして本戦では、「地獄からの帰還兵」ベルガーが復活の狼煙をあげる優勝。
「チェックメイト理論」プロストがしぶとく2位。
そしてヨハンソンがオニクスチームピークとなる3位表彰台!
「ミスターミナルディ」マルティニが貴重な2ポイントをゲットし来季の予備予選免除に向けて貴重なポイントでありました!なお、ミナルディがチーム唯一のラップリーダーも記録しています。まさに記録づくめのこのレースとなりました!
さぁ!次は日本GPの前哨戦!水平線の遥か彼方スペインGPです!!
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