F1屈指の伝統のコースであるとともに、F1屈指の高速コースモンツァより古館伊知太郎がお届けします!
V12エンジンを使用しているのは、「ハイテク・カンツォーネ」フェラーリと「イタリアの二番煎じ」ランボルギーニ
の2チーム。エンジンパワーで押し切るのか後半より参戦のローラチームにも注目であります!
なお、このレースでもドライバー交代があり下降線を辿っている
「ユーロとブルン戦慄の不協和音」ユーロブルンより「ブルンの秘蔵っこ」ララウリ
が昨年以来の復帰ということになったのであります!
新車投入も不振が続いていますが巻き返しということになるのでありましょうかっ!
さぁ!結果を見てまいりましょう!
① | 30 | P.アリオー | ローラ・ランボルギーニ | 1:26.623 | 100.0% | |||
② | 29 | M.アルボレート | ローラ・ランボルギーニ | 1:27.829 | +1.206 | +1.206 | 101.4% | |
③ | 17 | N.ラリーニ | オゼッラ・フォード | 1:27.980 | +0.151 | +1.357 | 101.6% | |
④ | 37 | B.ガショー | オニクス・フォード | 1:28.344 | +0.364 | +1.721 | 102.0% | |
5 | 36 | S.ヨハンソン | オニクス・フォード | 1:28.588 | +0.244 | +1.965 | 102.3% | |
6 | 40 | G.タルクィーニ | AGS・フォード | 1:28.813 | +0.225 | +2.190 | 102.5% | |
7 | 31 | R.モレノ | コローニ・フォード | 1:28.864 | +0.051 | +2.241 | 102.6% | |
8 | 18 | P.ギンザーニ | オゼッラ・フォード | 1:28.884 | +0.020 | +2.261 | 102.6% | |
9 | 34 | B.シュナイダー | ザクスピード・ヤマハ | 1:29.472 | +0.588 | +2.849 | 103.3% | |
10 | 35 | 鈴木亜久里 | ザクスピード・ヤマハ | 1:30.085 | +0.613 | +3.462 | 104.0% | |
11 | 33 | O.ララウリ | ユーロブルン・ジャッド | 1:30.089 | +0.004 | +3.466 | 104.0% | |
12 | 41 | Y.ダルマス | AGS・フォード | 1:30.382 | +0.293 | +3.759 | 104.3% | |
13 | 32 | E.ベルタッジア | コローニ・フォード | 1:31.606 | +1.224 | +4.983 | 105.8% |
前回のレースから参戦のベルタッジアこのレースでもダントツの最下位であります!
満を持して登場のララウリでしたがブランクが響いたか11位に終わっています。
ザクスピードは、「F1交響曲」ヤマハエンジンのパワー不足かこのレースでもいいところなく敗退であります!
TOPは、やはりエンジンパワーがモノを言ったかローラランボルギーニの
「通せんぼジジイ」の名を承継するアリオーが初のTOP通過であります!
そして2位には、「フェラーリ最後のイタリア人ウィナー」アルボレートが入り
ローラが初の1-2となりましたぁ!
まさにV12エンジンの真骨頂をみたかのようであります!
好調オニックスを抑え「リトルフェラーリ」オゼッラのラリーニが4戦ぶりの予選通過であります!
そのオニックスは、ガショーは6戦連続の予備予選通過でしたが
ヨハンソンは4戦ぶりの予備予選落ちです。
AGSの「スパイダーマン」タルキーニは、初のポイントであります!
AGSチームとしても3戦ぶりのポイントでありました!
では、この結果を踏まえてのここまでの成績です。
【ドライバーズポイント】
1 モデナ Brb 52
2 ヨハンソン Onx 48
3 ブランドル Brb 45
4 ガショー Onx 45
5 ラリーニ Osl 29
6 カフィ Drl 29
7 アルボレート Lol 19
8 アリオー Lol 18
9 ギンザーニ Osl 11
10 フォイテク Erb 6
11 ラファネル Cln 5
12 シュナイダー Zks 2
13 ダルマス AGS 2
14 タルキーニ AGS 1
オニックス勢はあまりポイントを伸ばせませんでしたがガショーがついにブランドルと並びましたぁ!
しかしながら、口は災いの元か!チームへの非難がオーナーの逆鱗に触れこのレースでまさかの解雇であります!
まさに「一寸先は闇」そういったところであります!
ラリーニはカフィと並び、最高位の回数で5位に浮上。
ローラのふたりはともにポイントを伸ばし上位を伺います!
そしてAGSのタルキーニが初ポイントとなりました!
【コンストラクターランキング】
1 ブラバム・ジャッド 97
2 オニクス・フォード 93
3 オゼッラ・フォード 40
4 ローラ・ランボルギーニ 37
5 ダラーラ・フォード 29
6 ユーロブルン・ジャッド 6
7 コローニ・フォード 5
8 AGS・フォード 3
9 ザクスピード・ヤマハ 2
オニクスはやや足踏みでしたがポイントの増えないブラバムを抜くのは時間の問題でありましょう!
ローラが1-2でポイントの増えないダラーラをかわして4位に浮上。オゼッラも射程圏内といったところであります!
AGSは、久々のポイントでザクスピードが最下位となりました!
さぁ次はポルトガルGPであります!またどういった人間模様が見られるのでありましょうか!
予選でもローラ勢が好調!
アリオー7位、アルボレート13位とランボルギーニのパワーを活かした格好であります。
しかし信頼性に問題のあるローラは決勝では早々とリタイヤ。
V12エンジン勢は、リタイヤ続きだった「スピードと快楽のシンドバット」ベルガーの2位が最高。
勝ったのは「タイヤに優しい、風と仲良し」プロスト
そしてこの年デビューの「道は星に聞け」ジャン・アレジが5位に入賞しましたぁ!
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