F1は、「色とりどりの世界の縮図」!各地を転戦して参りましたがいよいよ
今季最終戦は、南半球の「コンクリートジャングル」オーストラリアアデレード市街地コースにて行われます!
予備予選においては、大勢決してますが最後に来季に向けて各チーム意地を見せたいところであります!
ターボエンジンが廃止となりV12では、フェラーリとランボルギーニ!
V8は、フォード・ジャッドなど資金力に乏しい多くのチームが使用。
そしてバランスに優れたV10は、ターボ廃止でも強かったホンダと3年ぶり登場ながら進化著しいルノー!
特徴あるエンジン音いわゆる「エキズストノートが雄叫びをあげた」わけであります!
そんなバトルもくりひろげられたわけであります!
そして、タイヤという面でもピレリが3年ぶりに参戦したことでタイヤ戦争も勃発!
コーナーでは「タイヤが武者ぶるい」をしたわけであります!
さぁそんな悲喜こもごもな最終戦!結果を見てまいりましょう!
① 17 N.ラリーニ オゼッラ・フォード 1:18.379 100.0%
② 30 P.アリオー ローラ・ランボルギーニ 1:18.523 +0.144 +0.144 100.2%
③ 18 P.ギンザーニ オゼッラ・フォード 1:19.153 +0.630 +0.774 101.0%
④ 37 J.J.レート オニクス・フォード 1:19.442 +0.289 +1.063 101.4%
5 36 S.ヨハンソン オニクス・フォード 1:19.539 +0.097 +1.160 101.5%
6 29 M.アルボレート ローラ・ランボルギーニ 1:20.129 +0.590 +1.750 102.2%
7 34 B.シュナイダー ザクスピード・ヤマハ 1:20.179 +0.050 +1.800 102.3%
8 31 R.モレノ コローニ・フォード 1:20.183 +0.004 +1.804 102.3%
9 33 O.ララウリ ユーロブルン・ジャッド 1:20.750 +0.567 +2.371 103.0%
10 35 鈴木亜久里 ザクスピード・ヤマハ 1:21.012 +0.262 +2.633 103.4%
11 41 Y.ダルマス AGS・フォード 1:21.022 +0.010 +2.643 103.4%
12 40 G.タルクィーニ AGS・フォード 1:21.600 +0.578 +3.221 104.1%
13 32 E.ベルタッジア コローニ・フォード 1:24.081 +2.481 +5.702 107.3%
終盤絶好調のラリーニ!ガショーが7戦から9戦で記録して以来の3連勝で今季を終えました!
チームメイトのベテランギンザーニも負けじと3位で予備予選通過であります!
一発の速さに定評のあるローラランボルギーニ!アリオーは、後半から参戦の予備予選で8戦中7戦で通過という安定したレースぶりでありました!
チームメイトのアルボレートは、予備予選通過ならずも1ポイントをしっかり獲得であります!
最後のイスは、オニクス期待の新人「かっとびレート」JJレートが入りました!なぜかチーム初の表彰台以降調子下降線の
ヨハンソン。5位で惜しくも予備予選通過ならず。来季に暗雲たちこめる状況であります!
前回、奇跡!?の予備予選通過を果たしたザクスピード・ヤマハでありますが今回は定位置に戻り
シュナイダーが7位。鈴木亜久里は、フル参戦ながら一度もポイントをとれず記録的なシーズンを終えるのでありました!
シーズン途中からフル参戦のコローニは、ドライバーの交代もありましたが予備予選通過は僅か1回にとどまりました。
すっかり影の薄くなった唯一のワンカー体制「孤独なセールスマン」ユーロブルンのララウリは1ポイントもとれませんでした。
後半戦から2台体制のAGSでしたがチームの予備予選通過は一度もありませんでした。
さぁこういった結果を踏まえて最終のドライバーズランキングであります!
【ドライバーズポイント】
1 ヨハンソン Onx 61
2 ラリーニ Osl 59
3 モデナ Brb 52
4 ブランドル Brb 45
5 ガショー Onx 45
6 アリオー Lol 39
7 カフィ Drl 29
8 アルボレート Lol 26
9 ギンザーニ Osl 22
10 レート Onx 11
11 シュナイダー Zks 6
12 フォイテク Erb 6
13 モレノ Cln 5
14 ラファネル Cln 5
15 タルキーニ AGS 3
16 ダルマス AGS 2
17 バイドラー Ral
18 ララウリ Erb
19 鈴木亜久里 Zks
20 ヴィンケルホック AGS
21 ベルタッジア Cln
ラリーニがあと1戦あれば逆転できたかなという勢いで猛追しました!
後半戦から期待されたローラでしたが、今一つ爆発力に欠け伸びませんでした。
今季の予備予選は、延べ21人のドライバーが参戦!リアルのバイドラー、AGSのヴィンケルホックは前半参戦組
ユーロブルンのララウリ、コローニのベルタッジアは途中参戦組。
鈴木亜久里はフル参戦ながら唯一のポイントなしの金字塔でありました!
【コンストラクターランキング】
1 オニクス・フォード 117
2 ブラバム・ジャッド 97
3 オゼッラ・フォード 81
4 ローラ・ランボルギーニ 65
5 ダラーラ・フォード 29
6 コローニ・フォード 10
7 ザクスピード・ヤマハ 6
8 ユーロブルン・ジャッド 6
9 AGS・フォード 5
10リアル・フォード
順位は前戦のままで確定であります!オニクスはシーズン終盤の失速がやや気になるところ。
下位のチームは来季に向けてがんばりたいところであります!
なお、前半戦は1台で戦い後半戦は予備予選免除となったリアルですがシーズン後半は予選通過もままならず
資金難が表面化。今シーズン限りで撤退ということになりました。
なお、予選は絶好調のラリーニが11位。オニクスのレートが17位で続きます!
決勝は、雨で大波乱のレース。ドライバーズチャンピオンプロストは、グダグダのレース進行に不満を示し棄権。
雨の中多くのマシンがトラブルに巻き込まれたサバイバルレース!
優勝したのは、「忘れたころの」ブーツェン。
2位は、「イタリアの彦星」ナニーニ。
3位に「F1勤労感謝の日」パトレーゼ!
そしてこのレース生涯最高のレースをした「粘り納豆走法」中嶋悟。ファステストラップを叩き出しながらパトレーゼをあと一歩まで追い詰めましたぁ!!
さぁ次回より1990シーズンを振り返りたいと思いますがとりあえず明日は、古館ポエムをお届けします!
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