⑧ 「なぜふつう学級?」
この子が6歳になったから。
義務教育の条件は、生まれて6歳になる、こと。
地域の学校は、地域すべての子どものつながりの安全を生み出す場所である。
□
⑨「なぜふつう?」
この子が6歳になったから。
目の色、肌の色が違っても。
外見や国籍が違っても。
男でも女でもLGBTでも。
学校に行かなくても。
障害があってもなくても。
どれも6歳の「ふつう」だから。
□
⑩「なぜ?」
きょうだいを分ける理由がなかったから。
□
⑪「なぜ、ふつう学級?」
子ども時代の初期の関係性は、「他者との関係で調子を整えることを学ぶ自律神経系」に重要な影響を与えるから。
□
⑫「なぜ、ふつう?」
不登校でも、学籍を移動しないことの意味があるから。
□
⑬「なぜ?」
家、地域、小学校という、基本の場を分けられることで、社会的つながりの体験と情報を混乱させたり、歪めるような記憶を作り出さないために。