映画『みんなの学校』を見てきました(その3)
2月、渋谷の映画館で、ばったり小夜さんに会った。
(その前に偶然会ったのは、千歳空港だった。)
とても九十歳とは思えない…。
小夜さんはちょうど映画を見終えたところで、「あとで感想聞かせてね」と言って帰られた。
その一言でハードルが上がり、感想を書き始めるのに三カ月かかった(>_<)
「映画」の感想をどう書いていいのか、ずっと迷っていた。
子どもたちの表情はどれも素敵だ。
だけど、どうしても腑に落ちない場面、ひっかかるシーンが二つある。
その書き方の比重が、私の中で定まらなかった。
①この映画は見た方がいい。
お勧めには違いない。《☆☆☆☆☆》
②でも、それだけだと、「あの二カ所はどうなの」と怒られそうな場面がある。
③そもそも私の中では、この映画は「統合教育」が主題の映画ではない。
④私の中では、この映画は、「障害児」が主人公の映画ではない。
⑤私の中で、この映画は、「子どもの感情を大切にするとはどういうことか」を感じるための映画だ。
⑥校長先生はとってもいい先生だとは思うけど、わたしが子どものときなら苦手だな…。
⑦だけどこの映画を観ないのは、それはもったいない。
…こんな感じかな。
◇
昨日、近所の映画館に行ったら、「みんなの学校」の予告編が流れた。
あ、こんな近くでやるんだぁ。
渋谷まで行ったのに…。
6月20日(土)~7月3日(金)
時間未定 1400円
キネマ旬報シアター
柏駅徒歩1分 高島屋の1階です。
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