《今日は、来週の「たこの木講座」の打ち合わせでした》
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話したいことは、「ふつう学級か支援学級か」を、丁半みたいに、どっち?と迫る話じゃない。
私はただ「6歳の子どもたちがどれほど信頼できるかを伝えたい」だけ。
私たちが35年確かめてきた「大丈夫なつながり」を伝えたい。
せめて6歳から18歳のあいだに小学生の6年くらいは、「子ども集団のなかで生活してみる」のは素敵だよと。小学校は不登校なら、中学の3年でも。小中不登校なら、高校の3年、4年でも。
私はそんな「途中」の「子どもたち」とも、小学校、中学校、定時制高校で出会ってきたので、その「途中の意味」も考えてみたい。
そのときには「つまらない」思い出にしかならないと思っても、味わいなおす時間がたっぷりあれば、50年後に違う色合いが見えてくることもある。
先月、中学卒業50年のクラス会で、そんなことを思った。
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た こ の 木 連 続 講 座 『 か か わ り の 社 会 学 』
第 2 回 就 学 運 動 が 撒 い た 種
日時:12/8 日 13:30 ~16:30 (開場13:00 )
場所:諏訪市民ホール
報告者(敬称略):
佐藤陽一
土居幸仁(NPO 法人CES)
伊藤書佳
司会:鶴田雅英
企画:横田彰敏(たこの木クラブ)・三井さよ(法政大学)
どんなに障害の重い子であっても、すべての子どもに普通学級を保障することを求めてきた就学運動。でも、就学運動は、学校のことだけを問うてきたわけではないし、障害児や障害者のことだけを問題にしてきたわけではない。もっと根本的なところで、社会をどう考えるか、人間をどう考えるかを問うてきたはず。
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今回は、長らく就学運動の前線に立ってこの数十年間の変化を観てきた佐藤さん、八王子養護学校から生まれた生活館を中心に八王子のまちづくりも考えてきた土居さん、社会臨床学会にかかわりながら編集者・文筆家として活動してきた伊藤さんから、それぞれが就学運動から何を受け取ったのか、いまの自分にどうかかわっているのかについて、お話しいただきたいと思います。私はいまから超絶楽しみ!!(文責:三井)
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