33人結束固く
毎日新聞 10月11日(月)
【コピアポ(チリ北部)國枝すみれ】
33人の作業員の救出作業が間近に迫ったチリ北部サンホセ鉱山で10日、マニャリク保健相が会見し、「作業員はみんな自分が最後に地上に出ると言い張っている」と話した。
事故が起きれば救出作業が止まる可能性もあるが、2カ月以上を地下で共に過ごした作業員らは驚くべき友情を見せている。
1人を地上に引き上げるためには、救出カプセルに乗っている約10~15分を含め約1時間かかる。
政府は作業員を3グループに分け、最初と最後のグループは健康状態と精神状態が良い作業員にすると決めた。
保健相は「政府が決めた救出の順番に対し、地下から抗議してきた。
33人は結束が強く、意気盛んだ」とうれしそうに話した。
救出の順番は11日にも発表される予定。
□ □ □
日本の高校は、点数が取れる順に、我先にと入って行って、最後に残った「親がいない子ども」や、「親が働けず、生活保護で暮らす家庭の子ども」や、「障害」のために点数をとる競争に初めから参加できない子どもを、一番最後の最後の後回しにしてきた。
その上、高校無償化までして、「みんなを救出」するはずが、それでも「定員内不合格」で、地下に置き去りにされた子どもたちを、みんな、忘れてしまってる。
チリでは、「作業員はみんな自分が最後に地上に出ると言い張っている」という。
だからこそ、地上では希望=エスペランサちゃんがまってるんだよね。
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