《47》「なぜ、ふつう学級?」
手をかすように知恵をかし、手をかりるように知恵をかりる。――ふつう学級は、相互依存、相互調整を体験できる場所だから。
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《48》「なぜ、ふつう?」
集団の中で「落ち着きに留まる能力」をみつけるため。
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《49》「なぜ?」
自分の身に何が起きているかを納得しながら生きる、この子の自由を守りたい。
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《50》「なぜ、ふつう学級?」
一人では怖くて、危険で、凍りつくことも、「みんなと一緒なら大丈夫」になることを、身をもって体験するため。
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《51》「なぜ、ふつう?」
「自分自身の安全と危険の感覚」に基づいて、「自由に動く」こと、「逃げる」ことを体験する。
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《52》「なぜ、ふつう?」
どんなに大人がこの子を理解できても、それは大人の理解。
プラス、子ども同士の多様な理解に出会ってほしいから。
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《53》「なぜ、ふつう学級?」
「助けて」と言える大人になるために。「他者とつながる力」に依存する許可を、自分へ。
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《54》「なぜ、ふつう?」
依存は「主体と自由を手放すことじゃない」を体験するため。
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《55》「なぜ?」
この子には、いつも笑顔でいてほしいから。