いつものフィールドの奥にイチリンソウの自生地がある。
知る人ぞ知るで一般の方には判りづらい所だ。
行ってみるとすっかり柵で囲まれて監視カメラが付いているという。
盗掘があるのだろう。
望遠レンズでやっとこの大きさだから肉眼で見てもつまらなくなってしまった。
花も咲いた甲斐がないだろう。
ムラサキシキブや近縁のヤブムラサキを食草としている。葉の裏面に張り付いているので直接に探すのは難しいが、葉の真ん中あたりからあちこちに穴を開けるように食べるので、穴の開いた葉を見つけて裏返すとたやすく発見できる。
食用として養殖された個体が逃げ出し、日本各地のみならず世界中に定着してしまっている。大型かつ貪欲で、環境の変化に強い本種は在来種を捕食してしまうことが懸念され2006年外来生物法により特定外来生物に指定された。そのため現在本種の日本国内での流通はない。世界の侵略的外来種ワースト100にも指定されている。