アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

「こどもの情景」から ②

2007年09月28日 | ピアノ全般
シューマン作曲「こどもの情景」。
13曲からなる小品集。
タイトルは、シューマン自身がつけました。

それぞれの小品には、
ひとつずつタイトルがついています。
やはり、シューマン自身がつけたものです。

ただ、楽譜によりけりで、
日本語訳には違いもあるようです。

あの有名な「トロイメライ」が、
この曲集7番目の曲です。

「演奏技巧上から見ると、決して高度なものではない」
と、よく言われています。

ある程度ピアノの勉強をなさった方から見ると、
「決して高度なものではない」のかもしれませんが、
一筋縄では弾けない知恵の輪のような印象が、
私にはあります。

この曲集1番目の曲。
私の持っている楽譜では「異国から」というタイトル。

昨日のレッスンで取り上げてもらったところ、
指遣いが、かなり違っていました。(汗)

正しい指遣いにすると、手がほとんど動きません。
そして、当たり前のことなのですが、楽譜通りに弾けます。

自己流で練習していたので、現在矯正中です。

私が持っているのは国内版の楽譜のみということもあり、
参考のため、先生がドイツの楽譜をコピーしてくださいました。

1ページの楽譜ですが、見比べてみると、面白いです。




緋 色

2007年09月28日 | 誕生色
昨夜は満月でした。

私はまん丸い月を見ました。
本当に丸くて、そして、とても大きかった。
「模様」も、くっきり見えました。

時刻は午後7時を回った頃だったでしょうか。
上空遠くに・・・という感じではなく、
身近で、まるで月の方から近づいてくるような、
やさしい月。。

思わず足を止めて、月を、見つめていました。


■9月28日の誕生色 

   鶸色 (ひいろ)
     夢、尊敬、構想、崇高

 常に夢を持ち、ポジティブに行動するのでしょうね。
 構想を打ち出すのが得意なのでしょう。その言動には、
 自然と一目置きたくなるような、尊敬したくなるような、
 そんな卓越した考え方と雰囲気があるのかもしれません。

 緋色。
 茜染めの最も鮮やかな黄みの赤い色。

 平安時代、緋色は「思いの色」とも呼ばれていたそうです。

 当時、「思い」の表記は「思ひ」だったため、
 「思ひ」の「ひ」からは「火」が連想されて、
 緋色に繋がり、熱き思いを緋色で表したのだとか。

 また、サルビアの和名が「緋衣草(ひごろもそう)」ですね。
 他の色の花もありますが、サルビアといえば、
 まず赤い色を思い浮かべることでしょう。

 「ひいろ」で辞書を引くと、「火色」も出てきます。
 意味は・・・
   ①灼熱した物体の光る色合い
   ②火のような深紅の染色
 なのですね。

 緋色・・・。
 本当は、ほんのりと黄みを帯びた赤い色なのに、
 火色等のイメージとも重なって、真っ赤な深紅と
 混同されがちです。

 イメージが強過ぎると、実際に目の前にあるものですら、
 違う様に見えてしまうのかもしれません。

 とても情熱的でありながら、それを100%出してはいない。
 そんな色が、緋色なのかもしれませんね。

■9月28日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ハゲイトウ 不老不死
ヒモゲイトウ 心配ご無用
エリカ (白) 幸福な愛
シオン ごきげんよう
フジバカマ あの日のことを思い出す
ダンギク 忘れ得ぬ思い
トレニア 穏和
ヘレニウム 上機嫌
ルコウソウ 常に愛らしい