アンダンテ ~私の歩幅で~

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八 朔

2009年02月28日 | 誕生果
2月29日は、
イタリアの作曲家 ジョアッキーノ・ロッシーニ の誕生日です。
1792年に生まれました。

当代最高の作曲家として人気を博しておりました。

「セビリアの理髪師」、「オテロ」、「シンデレラ」、
「ウィリアム・テル」など、39曲ものオペラを書いています。

ロッシーニは「ウイリアム・テル」を最後に、
37歳で音楽家を引退してしまったのです。
その後は、レストラン経営などをしていたとか。

当時の37歳は、現代の37歳よりも
年長なイメージだったとは思いますが、
なんだか、もったいないような気もします。

4部構成の「ウイリアム・テル」の最後は、
あの有名な「スイス独立軍の行進」ですね。

以下は、蓄音機から流れる「スイス独立軍の行進」です。





■2月29日の誕生果

   八朔 (はっさく)
     平安

 ・和名 : ハッサク
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属、 常緑小高木
 ・原産地 : 日本 (マレー諸島、東インド諸島)


八朔。
「八月朔日(はちがつさくじつ)」
つまり「8月1日」という名前の柑橘。

陰暦8月1日頃から食べられるからということで、
名付けられたらしい。

でも実際の収穫は12月から1月頃で、
出荷時期は、2月から4月頃なんですけど、なぜ?

ところで。
ハッサクを図典で見てみると・・・

  八朔蜜柑、八朔オレンジ、八朔ザボン

と書かれています。

ハッサクって、
ミカンなの? オレンジなの? ザボンなの?

ハッサクは、
ブンタンとタンゼリンの交雑種らしいといわれています。

1860年頃、広島県因島市田熊町の浄土寺の庭先で発見された
偶然実生なのだそうです。

果実は、球形で400グラムくらい。
果皮は、黄橙色。
果肉は、淡黄色で、ややかため。

甘酸の調和がよいが、果汁は少なめ。
この特徴は、ブンタンに似ていますね。

ハッサクは、緑の葉を1年中つけています。
この葉が元気でなければ、きちんと結実しないのだとか。

さらには、果実に対して、不必要な葉は、
栽培の過程で落としてしまうのだそうです。

果実が、より効率良く育つように、
環境を整えるのですね。

それにしても、なぜ、「八朔」と名付けられたのか?

いくつか調べてみたのですが、
その根拠は、わかりませんでした。

う~ん、気になる・・・。
(ハッサクは、木になるケド。。。m(_ _)m)


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■2月29日の誕生色 : アイビーグリーン
■2月29日の誕生花 : アルメリア / ハマカンザシ、他


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