過日の連続あおり逮捕事件や東名高速、神奈川県大井町で生じた、追い越し車線でムリやり停止させられたことによる追突死傷事故があったが、以来「あおり運転」のことが巷の話題として過熱(し過ぎ)ている。ところで、かような「あおり運転」の極限を描いた47年前(1971年製作)の米国映画があることをご存じだろうか。日本での題名は「激突!」(原題:Duel(対決の意)1971年)で、監督は高名なスティーブン・ス . . . 本文を読む
好きな映画で繰り返し見る映画に「グラン・プリ」(Grand Prix:ション・フランケンハイマー監督・1966年)がある。同映画は、今までも何度もTV放映でも見ている作品だが、ブルーレイのオリジナル音声で視聴すると、改めて1966年当時のF1グランプリを記録した作品として、非常に興味深く、その感激が込み上げてくるのだ。
映画「グラン・プリ」の感激! 2016-08-06
https://blo . . . 本文を読む
これは私ばかりでなく、お気に入りの作家の小説作品や映画を繰り返し読みまた見るという話しは時々聞くことです。また、映画でなく優れたドラマでも同様のことがあると思います。
なんでストーリーも何もかも判っている小説や映画を繰り返し見るんだ。そんなの面白くないことと思う・・・
繰り返し読む小説、繰り返し見る映画 2012-07-08
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410 . . . 本文を読む
この炎上という本は、既に45年前となる1974年6月2日、富士スピードウェイ(旧名FISCO、現在FSW)において、富士グラン300キロレース(通称グラチャン)において生じた多重クラッシュと当時のトップクラスドライバー2名の焼死事故の内容を伝えるものです。
まず最初に総論評価として読後感はよろしくない。そのよろしくない理由だが、著者は限られた資料を当たり尽くし、当時のドライバー達への聞き取り . . . 本文を読む
五辯の・・・は、このところはまっている山本周五郎の中編小説です。そもそも五辯と云う言葉が読めなくて調べて五弁(ごべん)ということが判った様な次第ですが、周五郎氏の全集を読み始め、未だ半分も読んでいない私ですが、氏の作品としては珍しくも感じる女の復讐記ともいえる作品です。
五辯の椿を読んで思う 2012-03-15
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/3264 . . . 本文を読む
今般、連続あおり運転で極めて粗暴な振る舞いをしたとして「宮崎文夫」が指名手配されています。間もなく捕まることと思いますが、以前に記した書評から引いた論評を元に、今回の此奴の素人精神分析をしてみたいと思います。
まず、此奴はたぶん親の資産なのでしょうが、自己マンション管理のための会社「宮崎プロパティマネジメント」もしくは「オマス」なる企業経営者らしいですが、様は自己物件資産管理会社であり、何ら . . . 本文を読む
表題作は2002年の単発テレビドラマですが、原作は山本周五郎の同名小説です。原作を読み、栄二の思いや、さぶの栄二に対する友情の深さ、栄二に対する仲間の温かい目など、人に潜む憎悪と対局にある優しさみたいなものに、強く心を動かされた思いがあります。 一般に原作本で感動した作品がドラマ化され鑑賞すると、原作で頭の中に生み出された人物イメージと、具体化された役者イメージが不整合を来たすことなどが多く、違 . . . 本文を読む