2009-02-11記再掲
今回の不況以前から、近年の出版不況のことが喧伝されていますし、最近では新聞各社等の業績の悪化も報じられたりしています。そんな中、私の好きなクルマ関係の出版本も、売れ行きは芳しくない様です。
クルマ関係の諸本について、かつては貪る様に購入し見て来た思い出がありますが、最近はそんな情熱も薄れ、過大な購読は控える様になりました。それでも、まったく購読しなくなったという訳 . . . 本文を読む
この本は、先日久しぶりに再視聴して、やはり素晴らしい映画作品だと感じた「七人の侍」付いて、さらに知りたいとの思いで図書館で見つけて読んだ本(2010年上梓)だ。著者の名前は写真で見てもらう通りだが、流石東大文学部大学院博士課程卒の方らしく、学者チックな文体で、期待のさらに知りたいは深まったが、故意に小難しくしている風にも感じる程、文書に没入するのが難しく、完読するのに往生したという感想だ。そんな . . . 本文を読む
この映画はいわゆる「潜水艦もの」で2018年封切りの映画だ。だから、感心を持って眺めることになったのだが、視聴後の感想を端的に決め付ければ粗が目立つと云うのが私見たる評価だ。
良くできた映画というのは、各シーンに見事さなど感動を感じるシーンが多々あり、全編通しはともかくとして、そのシーンを見たくて、DVDなどメディアでサーチして見直したくなる作品は多い。そういう面で、この作品は、感動が少ない . . . 本文を読む
著者の孫崎享(うける)氏は、元外交官、各国大使を経て、国際情報局長を経た方だ。ツイッターでも毎日多くの気になる論評を繰り返され、信じられる元官僚の一人と信じている。そんな著者の「日本開戦の正体」を感心深く手にしたのだが、総ページ500程のボリュームのこともあり、かなり飛ばし読みした感もあるが、それでも長年の読書術?もあり要点は押さえたつもりだ。これは、その覚え書きとして書き留める。
以下、こ . . . 本文を読む
映画監督:黒澤明作品の「七人の侍」は、従前何度か見ていたのだが、暇を持て余し、DVD作品を図書館から借りてじっくり見直してみた。1954年(昭和29年)のモノクロ作品で、CG処理なんて一切ない映画だが、見事な脚本、構成、キャストキャラクターなど、この作品が、多くの外国映画監督に影響を与え、「荒野の七人」などリメイクや、モチーフの転用などなされていると聞くが、日本人としてこの様な偉大な監督が存した . . . 本文を読む
映画・フォードvsフェラーリには感心向きますが、DVD発売まで待ちたいなと思っている。それにしても、GT40の魅力は、この映画の1シーンで再燃しまくるのだ。
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映画レビュー 男と女(2015年5月20日再レビュー) ·
日頃見向きもし . . . 本文を読む
先日見た映画DVD「空母いぶき」から連想するのだが、戦闘機の発艦システム構造だが、ロシアや中華で採用されているスロープ式飛行甲板を持つというところに、そもそも驚いた。現在のところ、空母の発艦加速システム(カタパルトと呼ぶ)にスチーム式を予てより採用していたのは、米国原子力空母の一群だった。これは原子力で作られる高圧水蒸気を別途蓄圧用タンクにアキュームレートしておき、このエネルギーを適宜開放するこ . . . 本文を読む
この邦画は昨年5月に公開されたものだが、昨今レンタルDVDがあるのを知り見た次第だ。世に戦争好きと公言する者は希だろうが、世界を牛耳ろう儲けようと戦争を望む者もいるのだろう。そうは云うものの、我ながら国防という面では感心があるし、万国共通の正義なんていうものがある訳ないと確信する以上、侵略されたら徹底抗戦して撃退するしかないだろうと思うしかない。そういう意味で、我が国は70年前に占領軍の意向で作 . . . 本文を読む
この映画は1952年(昭和27年)製作の小津安二郎監督作品で、敗戦後未だ7年しか経ておらず、それでも既に戦後の混乱から立ち直り、高度経済成長の端緒に付いた時期の我が国の風物を各所に見ることができるなど興味深く見る映像作品として記憶を書き留めたい。
しかし、今から67年も昔の姿がさりげなく背景に記録されているところなどは、小説にはない映画ならではの映像風景なのだろう。もっとも我が町の昔の様子を . . . 本文を読む
映画ブレードランナー(1982年)の米国映画だが、正直云って映画作品として個人的な評価は低い。それは、ストーリーに面白みがないとか、ともかく引き込まれる魅力に乏しいからだろう。しかし、世の中には、このブレードランナーマニアというべき人々も存在する様だ。あくまでマイナーな存在だろうが・・・。
ブレードランナーを個人的に評価するならば、未来映像の背景を示したシド・ミード(インダストリアルデザイナ . . . 本文を読む
これも繰り返し見る好きな映画です。
映画レビュー アポロ13 2015-06-03
https://blog.goo.ne.jp/wiseman410/e/f1406015f7763b4031624b6adfff6904
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恐怖の報酬はオリジナル(1953)とリメイク(1977)の二つがあります。これは、リメイク版「恐怖の報酬」(原題:Sorcere(魔術師の意))の寸評です。この映画は、旧車大好きな冒険心を有するトラックドライバーや整備屋など、感心して見てもらえると思います。
おもしろ映画の寸評:恐怖の報酬(Sorcerer) 2018-10-12
https://blog.goo.ne.jp/wisema . . . 本文を読む
これは本ではなく、本田技研のWeb内にある小説本田技研の物語です。一私企業のものですから、当然において自社の宣伝を目的としたものであるから、その総ての評価をノンフィクションとしては受け取れないでしょう。それでも、そんな自社誇張を割り引いても、なかなかの内容があると感じて2007年当時、下記リンクを記した覚えがあります。
しかし、世は流れ、藤沢武雄氏が繰り返し述べたといわれる「万物流転の法則」 . . . 本文を読む
我が住まい地である沼津市において、およそ20年前に計画した鉄道駅高架化プランがあります。しかしながら、時代が移り、住民減少、高齢世帯の増加、道路渋滞の緩和などの現象が見え始めているのも関わらず、何ら見直しもせず、計画そのままを進めようとしていることに強い違和感を感じざるを得ません。この鉄道というアイテムに感心を持ち、次の2冊をざっとも読み終えた感想を記しています。
・鉄道は誰のものか(2016年 . . . 本文を読む
この映画(DVD)ですが、何度も見てしまう作品の一つです。作品を知らぬ方が Right Stuff と聞いたりNet辞書で引いたりすると「右のもの」なんて翻訳されます。ここでは、Right は正しい、確かなという意味で、Stuff が才能、素質という意味と捕まえ、「正しい資質」という意訳となります。米国友人宇宙への挑戦計画の第1弾となるマーキュリー計画で飛ぶパイロット7名を指し、その活躍を描く作 . . . 本文を読む