小説は好きな方だが、クルマなんか関係ない時代小説が普段の趣向だ。でも、少ないがクルマ関係の古い小説が蔵書の奥に眠っている。
その一人は、既に故人となる大藪春彦氏だ。お世辞にも品の良い作家でなく、三文小説屋というのが私見だが、「汚れた英雄」だけは、これだけの大作を良く書き上げたと唸るところがある。そんな大藪氏の小説に「全開で飛ばせ」(初版本は確か昭和43年)という、具体的なクルマ(ここでいうア . . . 本文を読む
誤解を怖れず独断で切れば、ディーラーの技術力は大して高いものでなく低いものだと思っている。しかし、強みは修理関係のマニュアル(下らん内容だがデータや基準値は重要)やメーカーからの特有情報やデータ、そして専用診断機が揃い、ECUのファームウェア(組み込みソフトウェア)のバージョンアップや、新製キーの登録など、ディーラーでなくてはできない作業もあるから始末が悪い。また、同一車種を繰り返し行うことによ . . . 本文を読む