【書評】栄光への5000キロを読んで 2021-04-08 | 論評、書評、映画評など 図書館から借り出した「栄光への5000キロ」をかなり端折って読み終えた。 この本は、後に石原プロでも映画化され、当時非常に脚光を浴びたそうだが、現代のニッサン自動車を取り巻く環境からは考えられない正にニッサン自動車黄金時代の事象を表す物語りだ。 本の執筆者は「笠原剛三」氏で、東大機械科を卒業して、軍関係の研究開発に5年ほど従事、その後に敗戦を迎えて、S21年にニッサン自動車の実験部に配属され . . . 本文を読む