私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

仮処分初体験記

2023-04-24 | 事故と事件
仮処分初体験記  私は、法治国家日本在民として、民事調停数件、少額訴訟1件、告発数件など、もっぱら当事者の立場で、何ら弁護士を介在することなく体験して来た。そんな中、最近のことだが仮処分というのを初体験したので、その主な内容を書き留めてみたい。  なお、仮処分とは、民事紛争を前提として、一般的な民事訴訟では、半年とか1年越しに判決を得ることになるのだが、実際には裁判官は判決文を書くのが面倒くさい . . . 本文を読む

研修レベルと担当講師の力量

2023-04-24 | コラム
研修レベルと担当講師の力量  常日頃私より20年ほど人生の先輩たる元損保調査員の講師を長年勤めてきた方と話す機会がある。この方、自研センター設立(1975年)より当時最年少講師として爾来30年ほど担当講師を続けて来たり、自社に掛かる講師としても活躍されて来られた御年85近くになる方だが、未だ矍鑠とした持論を展開する様な方である。であるからこそ、私もごもっともと付き合いを絶やさず、話し相手になって来 . . . 本文を読む

何故オランダは復活したのか

2023-04-24 | コラム
何故オランダは復活したのか  オランダという国は欧州の人口1800万人程という小国だ。しかし、3、400年前の大航海時代には、スペイン、ポルトガルなどと共に、世界を又に掛けて略奪を繰り返した黄金の時代を経ている。その時代も、英、仏、米など強国が乗り出し、凋落して行った思いを持っている。  ところが、工業製品とか化学メーカーで、世界的知名度を持つ企業として、フィリップスとしてアクゾノーベルという企 . . . 本文を読む

鈴木邦男と三島由紀夫の愛国心という言葉への警告

2023-04-24 | コラム
鈴木邦男と三島由紀夫の愛国心という言葉への警告  つい先日、鈴木邦男氏の愛国心についての言説を記した。その中であえて触れなかったのだが、あの邦男氏はあの三島由紀夫氏のことを引いて、やはり三島も愛国心という言葉に内在する危険を意識していたことを記している。以下、その部分の抜粋を転載しておきたい。 〈愛国心〉を批判した三島由紀夫  こうした現状をみるにつけ、思いだされるのは三島由紀夫のことだ。  改 . . . 本文を読む

【映画評】ウルフルズ・コール(潜水艦映画)

2023-04-24 | 論評、書評、映画評など
【映画評】ウルフルズ・コール(潜水艦映画)  このウルフルズ・コールとの作品は1998年の仏映画だ。  弾道核ミサイル搭載の攻撃型原潜は、世界でほとんど米国が保有するが、ロシア、そしてフランス、中国が保有している。潜水艦の核ミサイルが何故、軍事強国で保有されるかと云うことだが、固定サイロからの核ミサイル発射は、監視衛星により直ちに発射位置すなわち発射国が特定されるという問題があり、しかも弾道軌跡を . . . 本文を読む