ロールスロイスと云えば、どんなにクルマに関心がない者でも、超高級車の代名詞的に知るクルマだろう。今でもジェット(ガスタービン)エンジン分野では、ロールスロイスエンジン(RR・PLC社)は、米国GEに次ぐ、世界第2位のメーカーとして健在なのだ。しかし、クルマの方は不振の末、ブランドをBMWに売却し、新しく生まれ変わった。同じく双子車として存在したベントレーは、VWがブランドを買い取り、生まれ変わっている。
ここでの写真は、十年近く前初めてホンモノを見た、RRシルヴァークラウドだが、後継のシルヴァーシャドウに比べ、今では極めてレアなクルマとなろう。シルヴァークラウドは、1955~1965年も10年間生産され、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと3タイプがあるらしい。Ⅰは6気筒エンジンで、ⅡはV8エンジン、Ⅲは4灯式ヘッドライトにフェイスリストされているということだ。写真のエンジンルーム内を覗く(これが現代の架装トラックでよくあるウイングボデーみたいに開く式)と、SUキャブが左右に対称に付いていることが判る。つまり、エンジンは直6でなくV8(6,230cc)ということだ。そして、2灯式ヘッドライトだから、現車はシルヴァークラウドⅡだと判じられる。最終モデルでも、今から50年も前のクルマだ。wikの記述によれば、Ⅱの生産台数は2700台余、エンジン出力は「充分」とだけで未公表、最高速185km/h、0-40018.2secだという。
ここでの写真は、十年近く前初めてホンモノを見た、RRシルヴァークラウドだが、後継のシルヴァーシャドウに比べ、今では極めてレアなクルマとなろう。シルヴァークラウドは、1955~1965年も10年間生産され、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと3タイプがあるらしい。Ⅰは6気筒エンジンで、ⅡはV8エンジン、Ⅲは4灯式ヘッドライトにフェイスリストされているということだ。写真のエンジンルーム内を覗く(これが現代の架装トラックでよくあるウイングボデーみたいに開く式)と、SUキャブが左右に対称に付いていることが判る。つまり、エンジンは直6でなくV8(6,230cc)ということだ。そして、2灯式ヘッドライトだから、現車はシルヴァークラウドⅡだと判じられる。最終モデルでも、今から50年も前のクルマだ。wikの記述によれば、Ⅱの生産台数は2700台余、エンジン出力は「充分」とだけで未公表、最高速185km/h、0-40018.2secだという。